信じられない 44 ページ8
「憑依弾は禁弾のはずだぞ。どこで手に入れやがった」
「憑依弾…？な…何言ってんだ…？」
「クフフフ、気付きましたか。これが特殊弾による憑依だと…
だが、君よりも前に気がついていた人が、一人…いや、二人ほどいますがね」
そう言って骸は俺と愛華を見た。
「…」(美月愛華…奴は何者だ？調べてみるか)
調べても山本武の家に行く前は出てこないと思うぜ。なぜなら、俺が全て消したからな。
「え？特殊弾って、死ぬ気弾や嘆き弾のこと…？」
「そうだ。
憑依弾はその名の通り他人の肉体に取り憑いて自在に操る弾だぞ」
「なんだってー!!?」
そう、エストラーネファミリーが開発したとても危険な弾。
相性が悪ければ最悪の場合死に至る。
死ぬ気弾は後悔がないとダメだろ？それと同じだ。
しかし、あまりにも使用法が酷かった。
だから、マフィア界で製法も弾も葬られそれ以降、それがマフィアの表舞台で使われることはなかった。
だが、骸が製法を知っていても別に疑問はない。
奴は元・エストラーネファミリーのモルモットだったからな。
「さあ次は君に憑依する番ですよ、ボンゴレ10代目」
「なっ…オ、オレ!!?」
「やはりお前の目的は………」
「クフフフ、目的ではなく手段ですよ。
若きマフィアのボスを手中に納めてから、僕の復讐は始まる」
沢田綱吉を乗っ取れば、ボンゴレ…いや、世界中の殆どのマフィアを操れるだろうな。
俺が考えてると愛華がこっそりこんなことを言い出した。
「あの…隼人くんの声で笑われると、とても違和感を感じてならないんですが…」
それを今言うか。
「クフフフフフ、僕にはあなたのほうが違和感がありますよ、美月愛華。
ケンカランキング二位のくせに何も手出ししてこない。あなたは何を企んでいるのですか」
奴は二位なのか。
骸がそう言うと、愛華はクスッと笑いこういった。
「私はただからくりピエロの如く、操られるだけですよ。あなたも、きっと、A様の手の中で転がってる人形ですよ、六道骸」
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ナギサ - 頑張ってくださいね！ (2018年2月10日 21時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ - 僕は個人的にナッポー(骸)が好きです！ (2018年2月10日 18時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@寒がり(プロフ) - たくとさん» ありがとうございます！亀よりも遅すぎる更新ですが、よろしくお願いします!! (2016年2月6日 1時) (レス) id: 75fcd84c5d (このIDを非表示/違反報告)
たくと - 続きが楽しみです、これからも頑張ってください！ (2016年2月5日 13時) (レス) id: e60037dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO(プロフ) - 黒紫さん» そう言っていただき、とても嬉しいです！応援ありがとうございます!! (2016年1月11日 23時) (レス) id: 75fcd84c5d (このIDを非表示/違反報告)
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