【REBORN！】冷酷少年とボンゴレ弐《黒曜後編〜リング争奪戦前編》【男主】

信じない　67 ページ32

今日は日曜日。
ゆっくり仕事をしようと思ったのに、愛華から電話が来た。

そして、またまた引っ張られて、沢田綱吉達と合流した。


いい加減にしろよ。

つーか、よりによって門外顧問の奴が来る日にかよ。

こりゃあ、なにか持ってくるな。



「アホ共は呼ぶなって言ったのに」
「誰のことですか!!?」

ぞろぞろと街中を歩く。
結構な大所帯になったな…。
雲雀恭弥がいたら、蕁麻疹間違い無しだ。


俺か？俺は群れるのは好きじゃねぇが、雲雀恭弥程じゃねーよ。


「おい、ツナ。サボった分の補修の勉強は、帰ったらネッチョリやるからな」

「ネッチョリやだーーー!!」


ああ、リボーンの授業はスパルタで有名だからな。

「僕、ゲームセンター行きたい!!」
「おっ、勝負すっか？」
「負けねーぞ、コラ!!」

子供にむきになってどうする。
しかも、コラってコロネロかよ。






まだ遠くだが、こちらに近づいてきてる音があるな。
戦闘音。誰かが戦ってるのか？誰でもいいが、建物をそこまで壊さないでほしいな。俺は、切実に願った。


《飛んで》
なんだ、あそこの雰囲気は。
笹川京子は少しづつだが、沢田綱吉に惚れていってるな。


ま、人の恋路を邪魔するほど、俺には人に興味がねーんだ。



-ドゴォッ



あ…壊れた。

「ぎゃああっ」

沢田綱吉の上に飛んできたのは…人？

青い炎ってことは雨属性か。そして、頭に炎をともしているということは、死ぬ気丸を持っている、門外顧問所属の奴か。


大方、バジリコンだな。


「………おぬし………!!」


間違いねぇ。21世紀にお主なんて言ってる奴は、沢田家光に間違って教えられていた、バジリコンしかいねぇ。


「う"お"ぉい!!」


このうるせぇ声は…


「なんだぁ？外野がゾロゾロとぉ!邪魔するカスはたたっ斬るぞぉ!!」


カス鮫しかいねぇな。



ちっ、めんどくせぇことになってきやがったぜ。

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