雪の日4日目 ページ5
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梅「見てよ、百合。伊織、スッゴク嬉しかねんで」
藤「ね〜。伊織の周りに花が舞ってるよ。こんな伊織珍しい」
梅「それだけ嬉しいんやろ。だって伊織、Aのことむっちゃ好きやもん」
藤「あはは、そうだった。まぁ、それは伊織だけじゃないけどね」
梅「まあね。ウチらだってAにはお世話になっとるし。何よりも、ウチらだってAのことむっちゃ好きやし！」
「A〜！」と弾けるような笑顔で後ろから
夏実はAに抱きついた。抱きつかれた本人はぎょっとしながらも振り払うようなことはせず、歩みを止めた。
『なになに、夏実。いきなりどうしたの。重いし暑いから早く退いて』
梅「ん〜、もうちょっとだけ…」
藤「夏実ズル〜い！私も！」
サッと夏実は横にずれると、百合もAに抱きつく。
藤「Aいい匂い…暖かいし、落ち着く…」
『ちょ、くすぐったいってば！何なのよいきなり！』
文句を言いながらも、二人の好意を受け入れるA。その様子を保護者のように温かく見守る伊織。
梅「ほら伊織もおいでよ〜！」
笹「じゃあそうしようかな…！」
『ちょ、ちょっと待って！伊織まで来ないで頼むから！帰れないから！人前だし！ほら！冷ややかな目でこっち見てるから！』
少しずつ耳の先からだんだんと赤くなっていくAを見て、やり過ぎたかなと思った伊織はAに抱きつく二人をなだめるように彼女から引き離した。
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七瀬月華(プロフ) - サラミさん» サラミさん、コメントありがとうございます！一気読みするほど面白いと思っていただいてとても嬉しいです！更新頑張ります。これからもよろしくお願いします！ (2022年8月15日 10時) (
レス) id: 789243bd83 (このIDを非表示/違反報告)
サラミ - コメント失礼します。すごく面白くて一気読みしてしまいました。これからも更新頑張ってください!! (2022年8月14日 21時) (レス) @page9 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬月華 | 作成日時：2022年7月30日 13時
