文豪ストレイドックス短編集

好きになったのは[太宰治]★ ページ2

私は好きになってしまった

そう…好きになってはいけない人を…

ポートマフィアの子だ

４年前私と一緒にポートマフィアを辞めると言っていた

でも私は知っていた
彼女は私ではなく中也が好きだということを

やめる頃に彼女は言っていた

鈴｢私やっぱりポートマフィアに残ります｣

｢えっ？鈴ちゃんそれはどういうことだい？｣

鈴｢私…中也さんの直属の部下になれることになったんです｣

彼女は微笑みながらそう言った

その時私は嬉しい気持ちはどこにも無かった

なぜならこの時すでに彼女のことを好きになっていたのだから

でも私は
｢よかったね 中也の直属の部下になれて｣
思ってもないことを言ってしまった


そして今思う
なぜあの時あのような事を言ってしまったのだろう

あの時私が好きと伝えていれば…
後悔しても遅い

手元の携帯がなる

｢もしもし？｣

鈴｢もしもし？太宰さん？鈴です｣

｢鈴ちゃんか どうしたの？｣

鈴｢私…実は中也さんとお付き合いすることになったんです！｣

もう私にはチャンスはない…そう思った

｢良かったじゃないか 中也と付き合えて｣

鈴｢そうなんです！｣

電話の向こうではきっと彼女は今まで私が見たことない笑顔をしているだろう

｢私は仕事があるから また今度ね｣

鈴｢はい！｣

電話を切ってつぶやく

｢中也…鈴ちゃんを幸せにしてあげてね｣


✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

なんか切ない感じになりましたね

太宰さんの口調あってんのかなぁ( �・•ω•�・ ).｡oஇ

中也は名前だけの出演←えっ?

好きなのは[双黒]→←痛みの原因は[中原中也]☆

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