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わかってるよ。なんかあってからじゃ遅いことぐらい。
今日もまたおっさんの相手をする。
おっさん「Aちゃんってかわいいよね」
「やめてください。」
おっさん「いいじゃんいいんじゃん」
「良くないです。ルールですので」
おっさん「は?バレなきゃいいだろ」
「やめてください!だれか!」
ガバッ‥‥
先輩「お触り禁止なはずです。ルールが守れないのであればAから変えますよ」
「‥‥」
おっさん「じゃあ、あんたが相手してくれんの?」
先輩「ルールが守れないやつの相手出来ねぇよ。お帰りください」
おっさん「は?」
先輩「ですから、お帰りください」
おっさん「チッ‥‥」
先輩「大丈夫?」
「はいッ‥‥」
先輩「次の方までまだ時間あるから裏で休んできて?ん?待って?」
「な、んですか?」
先輩「熱ない?」
裏に連れてかれて熱を測られる。
先輩「38.1今日はやめた方がいいかもね。誰かにお迎えお願いしよ?」
「‥‥‥」
先輩「この仕事のこと知ってるのは?」
「‥‥宮舘さん、」
先輩「‥‥だけ?」
「コクンッ‥‥」
先輩「とりあえず今日はここで寝てて?帰り送ってくから」
「大丈夫です。帰れます」
先輩「ダメ。熱あるのに一人でなんか帰せない」
「‥‥ありがとうございます‥」
先輩「うん。ゆっくり休んでて?」
気づいたら車の中。
先輩「あ、起きた?」
「あの、家にはこのこと」
先輩「言ってないよ」
「‥‥ありがとうございます」
先輩「運転できる人にだけでも話した方がいいよ?毎回私がいるとも限らないし他の人が車で来てるとも限らないから」
「はい、」
先輩「ここ?」
「はい、ありがとうございました」
先輩「フラフラじゃん。」
支えてもらう。
ピンポンッ‥‥
ガチャッ‥‥
宮「は、い?」
先輩「あ、こんばんは。Aさんの送迎です。熱高くて本当は早退させたかったんですけど、こんな時間まですいません」
宮「いえ、ありがとうございます」
先輩「それでは。Aちゃん、つぎ土曜日かな?ちゃんと休んでね」
「はい」
先輩の車を見送って家に入ろうとしたとき急に足に力入らなくてその場に座り込む。
宮「うわ、熱高そう。っしょ‥‥」
「ギュッ‥‥」
岩「どうしたの?」
宮「和室に布団敷いて」
岩「え?うん」
宮「いま、熱あるからって送ってくれたんだよ。」
岩「こんな時間に?」
「先輩23:00までだもん‥‥ッ‥‥」
宮「照、袋」
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未来(プロフ) - リィルさん» すいません!気づかなかったです!ありがとうございます!!直しておきます。 (2020年10月24日 16時) (レス) id: 5a7397ce1f (このIDを非表示/違反報告)
リィル(プロフ) - 114(ページ25)は深澤sideだと思うのですが…。 (2020年10月24日 16時) (レス) id: ccf89dc3f9 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - ゆーみんさん» ありがとうございます!がんばります! (2020年9月21日 9時) (レス) id: 5a7397ce1f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - この先どんな展開になっていくのか楽しみです!更新頑張ってください!!! (2020年9月20日 16時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未来 | 作成日時:2020年9月14日 13時