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〔Fukazawa〕
阿部ちゃんが上に行った。
阿部ちゃんの話し聞いてこよっかな。
阿部ちゃんの部屋に行くとすすり泣く声が。
そーっと入る。
阿「‥‥だれｯ‥」
深「深澤」
阿「なにしにきたのｯ‥」
深「んー、遊びに来た」
阿「‥‥ｯ‥」
頭なでてあげると払われた。
まぁ、仕方ないよね。
阿「ふっかｯ」
深「ん？」
阿「ギューして、」
深「ｷﾞｭｯ‥‥ん、体熱くない？大丈夫？」
阿「だるい、」
深「横なって？体温計持ってくるから」
阿「やだｯ‥‥いかないでｯ‥」
「阿部くん？あ、深澤くんも」
深「体温計取って」
「あ、はい」
38.5
「たか、」
深「照に車出せるか聞いてきて」
「はい！」
阿「やだｯ‥びょ、いん、いやｯ‥」
深「でも、熱高いから。何かあってからじゃ遅いから」
阿「ふっかも、いっしょ、？」
深「一緒に行くよ？」
阿「ならｯ‥いくｯ‥‥」
とりあえず外科へ。
足首が原因だろうし。
捻挫で痛み止め出してくれた。
熱は内科を勧められた。
まぁ、そうだよね。
大きい病院だからそのまま内科へ。
捻挫もありえるけど疲労とかストレスもあるって。
解熱剤打つらしい。
阿「やだｯ‥‥」
岩「大丈夫だよ。ふっかのお腹に顔押し付けてな」
トントンしてあげたら少し力抜けたかな。
阿「いだいｯ‥‥ｸﾞｽｯ‥‥」
熱のせいで退行しちゃってる阿部ちゃん。
照に会計任せて先に車に戻る。
阿「うぅぅぅ‥‥」
深「頑張った頑張った。」
俺の太ももに顔押し付けて泣く阿部ちゃんの背中を擦りながら康二におつかいを頼む。
だんだん泣き声が聞こえなくなり静かになる。
照がドア開けた音で寝そうだったのを起こされたっぽくてまた泣き出した。
岩「え、ごめんな？」
深「阿部ちゃん、大丈夫だよ」
家に帰る。
岩「誰か出かけたの？」
深「康二におつかい頼んだ」
岩「あ、なるほどな」
家に入ると舘さんは夕飯作ってて翔太は寝ててめめはスマホいじってる。
あとは買い物行ったかな。
宮「おかえり。和室に布団敷いてあるよ」
岩「おう」
リビングで談笑してたら阿部ちゃんが起きてきた。
深「どうした？」
阿「だれもいないｯ‥‥」
深「あぁ、ごめんごめん。」
阿「ｷﾞｭｯ‥‥」
深「足、痛いでしょ。布団行こ？」
渡「かえってたの、」
深「うん」
渡「阿部、一緒に布団行こ」
阿「うん」
翔太に任せる。
ｶﾁｬﾝｯ‥ｶﾞﾁｬｯ‥‥
「「ただいまー」」
佐「阿部ちゃんは！？」
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作者名：未来
| 作成日時：2020年8月5日 18時
