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〔Fukazawa〕
ラウールを呼びにラウの部屋に行く。
深「ラウ、入るよ」
ｶﾞﾁｬｯ‥‥
イヤホンしながら机に向かってるラウ。
肩をトントンすると分かりやすくビクッとする。
ラ「びっくりした‥‥」
深「ごめん笑ね、地下行かない？」
ラ「地下？」
深「そ、地下。トレーニングルームとかレッスン室あるんだって」
ラ「行く！」
地下に降りるため1階に行くとちょうどAちゃんが帰宅。
「あ、地下？」
深「うん」
ラ「あれ、電話してた？」
「ふっかさんにかけたのに出ないからひー兄にかけて玄関入ったから切ったとこ」
ちゃんと履歴も見せてくれる。
深「そっか」
「私も久々に踊ろっかな」
深「え、やってたの？」
「まぁ、年長から習ってて中学校はダンス部。」
深「そうだったんだ」
「着替えて来ます！」
深「先降りてるね？」
「はい！」
トレーニングルームに行く。
ラ「Aちゃん、ダンスやってんだね」
岩「でも、途中で辞めてるよ」
深「中学校はダンス部だって」
岩「あ、それで辞めたのか」
Aちゃんが来て俺とラウはレッスン室へ。
「ダンス用に靴買おっかな」
ラ「それは？」
「少しキツくなってる」
深「今度行こ」
「ふっかさん、ひー兄もでしょ？」
深「‥‥うん」
「それとも電車？」
深「どっちでもいいよ」
「電車だと荷物大変だからやっぱひー兄か康二くんと一緒じゃないと」
ラ「僕も行きたい」
深「週末休みだから行くか？」
「「うん！」」
それから軽くいろいろ踊ってたらトレーニング終わりの照が来た。
岩「そろそろ上がんないと誰か帰ってくる」
阿「ひかるー？いるー？」
岩「え、あ、いるー」
バタバタと足音が。
「ここ、ひー兄と阿部くんしか知らないんだよ」
岩「阿部も知ってたんだ」
阿「うん」
「この前地下涼しいからレッスン室の机で勉強したの」
岩「へぇ」
それから結局全員集まって普通にレッスンすることに。
いま阿部ちゃん足やったよな、？
「阿部くんﾎﾞｿｯ‥‥」
深「Aちゃん」
「はい」
いまので言いたいことわかってたらすげぇな。
それから、阿部ちゃんがワンテンポ遅れ始めちゃって、いくら家でもちゃんとやってたから空気がピリつき始める。
「阿部くん、ごめんなさい」
阿部ちゃんのズボンを捲ると、腫れてて。
深「はい、椅子」
「ふっかさん気づいてたんだ」
深「Aちゃんこそ」
「やったのは知らないんですけど、なんかおかしいから」
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作者名：未来
| 作成日時：2020年8月5日 18時
