私の彼氏は赤い方【となりの坂田】 (ページ10)

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10話ページ10

『あ、出番きたよ…！』
坂「行くかっ！」
係員の人「来ていただきありがとうございます！シートベルトを着用していただきます！」

ｶﾁｬｶﾁｬ(閉めた音)
あー、緊張するなぁ～…
係員の人「それでは～行ってらっしゃいませ～！」

上に上がっていった

それにしても、高っ！高すぎだよ！？
何メートルぐらいあるの！？
500メートルはあるよね！？

さかたんはどうなのかなと思って見てみると私の方を見てきた
そして、にこっと笑ってきた
さ、さかたん！？笑顔が…尊いでございます…！多分、私めっちゃ顔赤いと思うw

私もにこっと笑い返した
すると、さかたんが下を向いた

どうしたんだろう…？
坂「もうっ！なんでそんなにAはかわいいん！？かわいすぎるやろ！」
『えっ…！？か、かわいい…！？かわいくなんてないし…！(めっちゃ照れてるそりゃそうだろ！)』
坂「だーかーらー！そういう所っ！ちょっとツンってしてる所がかわいいねん！！」
『////』
『もう！照れるよ…！恥ずかしい…』
ほんとうは嬉しいけどね！
私ってけっこうかわいいとか言われるとちょっとだけツンってしちゃうんだよね

そんな話をしていると、とうとう1番上についた
『あ！落ちる…！』

私は無意識にさかたんの手をつないでいた

坂「(ま、また！？どんだけかわいいねんっ！もう死にそうだよ～…)」
『はぁ…はぁ…けっこう勢いが強かったね…』

なんか自分の手になにかついてるなぁと思ったらさかたんの手があった
『あ、あれ！？私さかたんと手つないでたっけ…！？』
坂「！！ほ、ほんまや…！嫌やんな！離すわ！」

離れかけたとたんに私は言った
『嫌なわけないよ！逆に、ずっとつないでいたい…』
坂「え…！？手つないでんのが嫌なんじゃないの！？」
『全然そんなことないよ…！だから、このままでいさせて…？』

多分、今の私はすごく顔が真っ赤だと思う
『さかたん、これが本物の私だよ…！』
坂「A…！！俺だってずっとAと手つないどきたいし…！」

私は泣いていた
『ほ、ほんと…？』
坂「ほんまやで！」
『嬉しい…』

私とさかたんは手をつないで歩きながら色々な乗り物に乗った

けっこう乗ったなぁ…どれくらい乗っただろう？
時間を見てみると、夜の7時30分ぐらいだった

『もう夜の7時30分ぐらいだよー！』
坂「早っ！最後に観覧車乗って帰るか！」
『うん！』
やっぱり最後は観覧車だよね～