標的35 お前は何者だ−４ ページ35
麗羅視点
ローシさんは何故か未来を予知出来て、それを『物語(ストーリア)』として本に記す事が出来る。
その物語は、あたしにしか読めないようになっている。
リボーン君に物語を確認してもらったが、やはり彼には新品の日記帳にしか見えないようだ。
俄かに信じ難い事を言っている事は、あたしにも分かっている。
何せ、あたしも最初は信じられなかったのだから。
「如何にも怪しんでるぜ」と言わんばかりに、リボーン君は怪訝な顔をした。
｢うーん、どうしたら信じてくれるんだろうね｣
良い方法が思い付かず、あたしは苦笑した。
「未来でこんな事が起こるんだよ」、と言った処で、それをリボーン君が鵜呑みにする筈も無い。
それで信じてもらえるのならば、物語の話をした時点で信じてもらえるだろう。
未来の出来事が駄目なら、過去の出来事ならどうだろうと考える。
今まででも、これからでも、それなりに関わる人達の事なら、簡単には教えられている。
リボーン君のように深く関わって行く人の事なら、尚更だ。
リボーン君の核心に触れるような、有り得ない事も信じてもらえるような、そんな情報。
たった一つだけ閃いたそれに、あたしは賭けてみる事にした。
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レイチェル - S隊長さん» そう言って頂けると、嬉しいです。これからも頑張ります。ありがとうございます！ (2018年5月6日 11時) (
レス) id: e5404397aa (このIDを非表示/違反報告)
S隊長 - すごく面白くて更新を毎日楽しみにしています！！ (2018年5月5日 21時) (レス) id: c58740c157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイチェル | 作成日時：2018年4月30日 17時
