5話 ページ7
刺して未だに動かしてない左手をやっと動かす。
じゃがいもは二つに割れてフォークには何も刺さってない。
もう食欲なんてないや。
『ごちそうさま』
食器を片付けて私はお風呂に行った。
エマ「A…！！！！！！！」
『ちょ、どうしたの？ごはんは？！』
エマ「どうしたのってこっちのセリフ！！何しに行くの？」
『お風呂に入りに』
エマ「もおお！！Aが自分のことを傷つけないか心配だよ…今日一緒にお風呂入ろう！ご飯も急いで食べてきた！」
満足げに言うエマをみたら断れず、エマとお風呂に入ることになった。
*☼*―――――
2人で湯船につかる。
エマ「どうしてあんなになったの？」
『なんかね、ギルダと相談事したの。』
エマ「相談事…？」
『エマにも相談していいかな？』
エマ「もちろん！！」
『なんか、レイを見ると、こう、ぎゅーってなるっていうか、悲しくなるって言うか…それがギルダに恋って言われて。レイを好きな人として見てみなって言われたらこうなった。なんか、自分だけこう必死になってるのが虚しくなってさ。押してだめなら…引いてみろ…だっけ？こんな状態なら押せないから引くしかないなって思って』
エマはこちらをびっくりした表情で見てくる。
エマ「え、今まで好きだったんじゃないの？！？！」
『え？！？！』
エマ「今までずっとレイのこと好きなのかと思ってた。気づいてなかったんだね！押してだめなら引いてみろだよ！！いいんじゃないかな？」
『ほんと…？！うん！！ひいてみる！！で、ひくってどうするの？』
するとエマはガクッと体を落とす
エマ「え、え〜っと、控えめになるの！自分から抱きついたりしないのと、話しかけない。話すのも必要最低限！」
『そんなことなんだ…でもレイはアンナやエマのことが好きだから意味なくない…？』
エマ「ぷっ…あははは！！！」
『な？！？！』
エマにまで笑われた。
同じことで笑われてるからやっぱり私おかしい…？
エマ「大丈夫だよ。レイの好きな人はアンナでも私でもない。」
『そんなことないよ！！』
エマ「そんなことないって！！！いいから、今日からひいてみること！」
『今日から？！明日からではなく？！』
エマ「うん！もういいんだよ！」
『まじか…』
これからレイとあまり話せないのか…まあ、頑張ろう
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (9月30日 23時) (
レス) @page24 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
竜の落し子 - すっっっっっっごい面白い！！ (2022年2月14日 22時) (レス) id: 1eb9639434 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - 続きが読みたいです！！楽しみに待ってます！ (2020年8月9日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ぴらるく - とてもとても面白かったです！もう続きは書いてくださいませんか？ (2020年4月24日 9時) (レス) id: 995d2a3f3d (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ(プロフ) - もうこの作品は更新されないのですか？続きが読みたいです(><) (2019年7月13日 1時) (レス) id: 3fd24887de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moca.sararenon | 作成日時：2019年3月2日 9時
