何もない日常に【SN】2 (ページ25)

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nb「涼太」

バレーは無事3年が総合優勝。勿論、舘さんがいるクラス。
なんやかんやでバレーの方が早かったんだよなぁ、終わるの笑

dt「もう時期試合？」

nb「そうそう、今2年vs1年の後半戦」

前半は女子、後半は男子だからふっかはずっと向こう側に居る。まあ、私は自由に見てるんだけどね笑

dt「じゃあ、照vsラウールなんだ」

nb「そうそう、試合前なんてラウールが照に宣戦布告してて面白かったよ？」

dt「ここまで聞こえたよ笑」

まあ、あんなけ盛り上がってたら聞こえるか笑

dt「あ、」

nb「涼太どうかした？」

dt「昔みたいにおまじないしていい？」

小さい頃、こういう事をする時は私が涼太にしてたんだけど、別に大したおまじないじゃないんだよね。
ただ抱き合って「○○なら出来る」って暗示をかける感じ。
いつからか私達だけのおまじないとなっていた。

nb「んふ、いいよ」

まあ、ちょっと皆の前って事で恥ずかしいけど、最近はオープンにしてるから慣れつつある。

dt「翔華なら勝てるよ」

nb「ふふ、勝てる気がしてきた」

遠くから試合終了ーーって声が聞こえた。
やっぱり予想通り、2年が勝った。

dt「勝っておいで」

nb「うん」

1部から旦那vs嫁と言われる試合、ちょっと楽しみな私がいた。