何もない日常に【SN】 (ページ34)

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俺が中2で、あいつが中3の時には、周りから夫婦みたいとか言われて、俺たちは満更でもなく気にしなかった。それが当たり前だと思ってたし。

iw「アイツ、俺の前で初めて泣いたんだよね」

その日、"俺がこいつを守らないとな"って。そこから恋に変わるのは早かった。鈍感でもないからさ、あっちも好きなのも分かったし、告白したら付き合えたのに、お互い告白しなくて。

iw「冬に保留で告白して、1年経って冬に久々に逢えて、それで正式に告白したって訳」

謎が多い女なんだよなぁ、ふっかって笑

mm「しょっぴーから聞いたんですけど、ホントに付き合ってからそういう遊びもしなくなったらしいですね」

iw「そうそう、俺嫉妬深いから他の男とそういう事しないでって言ってさ」

嫉妬深いのはホント。実際言えばあんまり他の男と喋ってほしくないけど、流石にそれは許してる。でもベタベタ触るような事はしてほしくない。

iw「ってなんでこういう話を聞いたんだ？」

mm「え？」

すると目黒は口を開いた。

iw「俺、いわふか担なんで」

何となく、阿部と同じ匂いがしたのは秘密な？笑