検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:35,148 hit

ページ4

「あれ…」



酷く懐かしい夢を見た。照と佐久間が付き合い始めた頃の夢だと思う。あの日、阿部ちゃんと話して、酒に潰れて、寝たんだっけな。



あれから数年が経った。今でも二人はラブラブで、もう今じゃあの二人の方が夫婦感満載だった。



港じゃ俺と照の事を夫婦と呼ぶけれど、あれはビジネスで、最初は心痛かったけれど、時間が経てば慣れてくるもんだった。



意外にもストレスが溜まってたらしくて、倒れた時があったのも覚えてたりする。なべや舘さん、阿部ちゃんは迷惑かけたなぁと、思う。



そんな今、俺が居るのは俺の家でもメンバーの家でも、はたまた友人の家でも先輩の家でも実家でもない。



「あ、深澤くん起きた?」



「結構早く起きたつもりなんですけどねぇ笑」



別に赤の他人でも無い。プロデューサーの家。ニコイチが付き合い初めて、2年ぐらい経った頃にこういう関係を何人とも作ってきた。



仕事の為、SnowManの為だと思いたかったけれど、きっと俺はメンバーには言えないけれど、寂しくてこういう関係を作ったんだ。



「今度のテレビ出演、上に掛け合ってみるね」



「あっは、嬉しいです」



…嘘ばっかり。仕事貰えるのは嬉しいけれど、好きでもない男に抱かれて嬉しい人なんて居ない。未だに俺は照の事が忘れられないでいた。

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
118人がお気に入り
設定タグ:iwfk
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レイ | 作成日時:2023年3月23日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。