あどうも、異世界から来ました 2【twst】

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Asideー


リドルをどうしようかと思っていると、後からトレイとケイトが追いついた



トレ「A！…って何してるんだ？」



俺とリドルが話している場面を見てトレイ達が固まる



ケイ「えっと…リドルくん？だっけ、とりあえず寮長就任おめでとう！今はその…なにをしてるのかな？」



リド「君は2年生のケイト・ダイヤモンドだね？今は寮内の見回り中だ。どうやら今の寮にはハートの女王の法律を軽んじているものが多いようだからね」



ケイ「そ、そっかー…」



ケイトがはははと笑いをこぼす
ここまで真面目だと笑うしかねーよ

するとトレイがボソッと呟く



トレ「…リドル？」



リド「ん？…まさか、トレイかい！？久しぶりじゃないか！」



リドルがトレイに駆け寄る



トレ「久しぶり、まさかお前もここに来るとはな」



リド「トレイこそ！まさかいるとは思わなかったよ」



ケイ「え、なになに知り合い！？」



トレ「子供の頃にちょっとな、それよりリドル、寮長就任おめでとう」



リド「ありがとう、トレイ。そうだ、副寮長は寮長の指名制だったよね？君、副寮長になってくれるかい？」



トレ「！俺が副寮長？」



リド「君なら安心して任せられるからね」



トレ「…少し考えさせてくれ、すぐに返事をするよ」



リド「わかった、それと、君」



リドルが急に俺に話を振った



『あ？』



リド「見たところハーツラビュル寮生ではないね？他寮の人間が何か用かい？」



『そんなに怖え顔すんなよ、2年のA・カターラだ

学園長からの仕事でな、各寮長が毎日つけることになっている日誌を週に一度集めて回ってる

あと他寮の人間だし先輩なんだから敬語使えよ』



リド「確かに…それもそうでした

リドル・ローズハートです。今週の分はどうすればいいですか？」



『今週分はもう前寮長からもらってる。あんたは今日からの日誌をつけてくれ

紙は引き継ぎの時に前寮長からもらえるだろ』



リド「わかりました、じゃあ僕はまだ見回りあるから失礼するよ

トレイ、いい返事を期待しているからね」



そう言ってリドルは見回りに行った



…しばらくの静寂があり、ケイトが口を開いた



ケイ「なになにー？トレイくん知り合い！？」



トレ「幼馴染だ、しばらく会ってなかったけどな」



ケイ「幼馴染ならあれどうにかしてよ！いくらなんでも厳し過ぎじゃない？」



トレ「…なんとか話してみるよ」



トレイは目を伏せがちに言った

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