あどうも、異世界から来ました 2【twst】

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Asideー


ケイ「寮長が変わったんだ…」



トレ「『！！』」



トレ「相手は一年だろう？なんで寮長が…」



ケイ「一年生くんのユニーク魔法だよ

相手に首輪をつけて、魔力を封じるって言う魔法！！」



『魔力を、封じる…？』



魔法士にとって、それは自身の尊厳を失うくらいの拘束だろう

そんな魔法を1年で操るとは相当だ



『…ユニーク魔法って、思ったよりすごいんだな』



トレ「完全に人によるとしかいえないがな

俺の【薔薇を塗ろう(ドゥードゥル・スート)】だって、料理の味を変える程度の魔法なわけだし」



『お前のも十分すごいと思うぞ？』



実は1年の半ばごろ、トレイと俺の国の料理の話になってどうにか再現しようとした時があった

その時に、トレイのユニーク魔法が発覚したのだ

まぁ俺の国料理だから味は最悪だったが。



『とりあえず寮長に会いに行こう』



俺たちは前の寮長に会いに行った



『先輩！』



寮長…いや、前寮長の首には、ハートの首輪がかけられていた



『なんだこれ？』ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ



外そうと思っても結構硬い

魔力で作られた代物らしい



「決闘が始まった瞬間この首輪をつけられて…それから何もできずに攻撃されたから、降参したんだ」



そりゃそうだ、魔法のみの決闘で魔力を封じられたら、降参しか道はない


とりあえず日誌だけ回収して、1週間で任期を終えた先輩を慰めた

その次は日誌の仕事を伝えるため、新寮長を探す



すると…



？？「【首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)】！！」



再びあの声が響く



トレ「急ごう！」



俺たちは声がした方に走って行った



すると赤髪の生徒と、倒れている生徒



『！おい、大丈夫か！？』



倒れている奴らの首には、前寮長にもついていたハート型の首輪がかけられている



？？「何か用かい？」



『…お前が新しい寮長か？』



リド「あぁ、先ほど前の寮長に決闘で勝利したんだ

もうこの寮は僕のものと言っていい」



『あっそ、でここにいるやつらは？』



そこらへんに転がっている生徒たちを指差す



リド「彼らは、ハートの女王の法律に違反した者たちだ
僕が直々に注意をしたと言うのに聞かなくてね…だから首を刎ねてやったのさ

何か文句でもあるのかい？庇うようならお前の首も刎ねてしまうよ」



腰に手を置いて語るリドルに情なんて感じられない

めんどくさいのに実力が伴うとさらにめんどくせえな…

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