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Asideー
アズ「2人とも、Aさんはいらっしゃらな…
ってAさん!?」
『よ、アズール』
アズールが出てきた
アズ「2人とも、Aさんが来たらすぐに呼ぶよう言ったはずです!」
アズフロ「「さぁ??/おれしーらね」」
目を逸らす2人
アズ「はぁ…とにかく、いらっしゃいませ、Aさん」
『おう、美味い飯ありがとな』
アズ「いえいえ!日頃の感謝とでも思ってください」
『じゃあお言葉に甘えて』
俺はもう一口食べる
『で、ただ食べさせるために呼んだわけじゃ無いだろ』
そういうと、アズールはフッと笑って
アズ「実はAさんにお願いがありまして」
『お願い?』
アズ「実はこの店、来月にはオープン予定なのですが従業員が足りていません」
『そりゃ店としては致命的な問題じゃねーか』
アズ「その通りです。何人か用意はあるのですが、どうにも頼りない方々ばかりでして…」
『普通に求人でもすれば?バイトしたがる学生は多いだろ』
アズ「もちろん行っています。ただ、
『
こいつらが入学してまだ半年、たった6ヶ月でこいつらは寮内に店を出そうとしている
それがどれだけの努力の上に立っていることなのか俺は知らない
しかし、その努力がなんの犠牲も払っていないわけはない
(現に、この3人のいい噂はあまり聞かない)
火のないところに煙は立たぬ…まぁ恐喝、暴力、脅迫何をしてようと俺にはさほど関係はないからほっといてもいいと判断している
酷くなったら止めるさ
『で、従業員が足りないのは分かった
俺が働く分にはいいが、別の仕事もあるし、1人加わったところで変わるか?』
ジェ「"Aさんが働いている"という事実に価値があるのです」
『いや、意味わからん』
アズ「この学園内で美名高いAさんが働いてくれれば、警戒心を持っている方々もうちの店に多少興味を持ってくれるはずです」
『…俺が働くだけで?冗談だろ、尚更意味わからんわ』
フロ「クジラ先輩さぁ、自分がどんだけ人気か分かってる?」
『人気?』
フロ「あんだけ知らない生徒の人助けとかお手伝いとか世話焼いといて無意識なの?」
『いやまぁ、見かけたらほっとけないし…』
フロ「それでクジラ先輩ちょー人気なんだよ?」
『あんなので?』
アズ「あんなので、です」
『へー』
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柃。(プロフ) - 音操さん» 音ちゃんコメントありがとうございます!拙い文章ですが読んでくれて嬉しいです!のんびり更新ですが良かったら読んでってくださいね〜 (4月7日 2時) (レス) id: 138523924a (このIDを非表示/違反報告)
音操 - コメント失礼します。 俺は音操(おんそう)と言います。 主様の書き方好きなので更新待ってます。 良ければ音ちゃんと御呼びください。 (4月7日 2時) (レス) @page26 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
柃。(プロフ) - つかたつかたさん» コメントありがとうございます!良かったらこれからもだらだら見てってくださいw (4月7日 1時) (レス) id: 138523924a (このIDを非表示/違反報告)
つかたつかた(プロフ) - 今日一気見してしまいました!😂とっても面白かったです!更新頑張ってください💪! (4月6日 14時) (レス) @page23 id: 50d14333f1 (このIDを非表示/違反報告)
柃。(プロフ) - 藍琉さん» コメントありがとうございます!マイペースながら更新頑張ります〜 (1月4日 0時) (レス) id: 138523924a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れい。 | 作成日時:2024年1月3日 2時