権力とチートで原作ですとろい！

18話 ページ19

虎杖sideー


男「天使園の、子供を連れ去りに来ました…」



虎杖「！」



『何のために？』



男「呪力を持った子供は、金になるから」



『どこで金に変えるの？』



男「裏サイトで…天使園の子供を、1"匹"1億で買ってくれます」



『…サイト名は？』



男「神を…



神を正す者」



焔村「！！」



(あれ、なんか今焔村さんが反応したような…)



『…つまり、あなたはそのサイトで子供を売るためだけに、ここに来たのね？

それ以外の理由は？』



男「ありません 金のためだけです」



焔村「A様、サイトをどこで見つけたか聞いていただけますか？」



『サイトをどこで見つけたの？誰かに聞いたなら誰に聞いたか答えなさい』



男「…とある、男に聞きました

それ以外は…分かりません」



虎杖「え？分からない？」



雷電「恐らく、何か縛りによって相手の記憶を消されてる」



『…


もういいわ 陽人、こいつらの処理をお願いできる？』



焔村「はい」



焔村さんは男達を引きずって園から出て行った



『光、子供達を戻して』



雷電「はっ」



『…色々、少し見直さないといけないかもね』ﾎﾞｿｯ



虎杖「…」



しばらくすると、子供達が部屋から出てきた



子供「Aさまー、悪者やっつけた？」



『ええ、もう安心していいよ』



子供「ありがとう！じゃあ遊ぼ〜！」



『ふふっ、何して遊ぶ？』



Aさんは、呪詛師達が来る前と同じように園児と遊んでた

…なんとなく、寂しそうな顔をしてたけど





3日後ーAside


(天使園の件で、悠仁や野薔薇を少し怖がらせてしまったし、もしかしたら少し距離を置かれるかな…)



虎杖「Aさん！掃除終わったよ！」

釘崎「ここ！箪笥の上に埃あるんですけどぉ？」

虎杖「細かっ！？ってかお前が掃除すればいいじゃん」

釘崎「あんたは女子に高所での作業を押し付ける気！？」

虎杖「たかだか2mだろ！！」



伏黒「…うるせぇ」



そんなことを思っていた時期が、私にもありました。



『まぁまぁ…』



なんなら、あの日からすごく懐いてくれました。



夏油「なら、私がしておこうか 悠仁は庭園の掃除をお願いできるかな 今悟が掃除してるから、監視も込めて」



虎杖「うっす！夏油センセー！」



悠仁はビューンと走って行った



夏油「…私は教師じゃないよ」



『傑、彼に言っても無駄よ あと言うの遅い』



夏油「…」

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