権力とチートで原作ですとろい！

14話 ページ15

虎杖sideー


虎杖「！！」



俺と釘崎はすぐに戦闘体制に入る



伏黒「おい、落ち着け」



釘崎「落ち着け？特級呪霊の前で！？」



『野薔薇、悠仁 そんな慌てなくていいの』



釘虎「「？」」



『彼女が、神統教の植物を管理してくれている花御よ』



花御「《人の子よ、私はあなた方に危害を与えるつもりはありません》」



虎杖「何これ！？何言ってんのかわかんねぇのに分かる！」



『花御は森に対する人間の畏怖から生まれた呪霊

呪霊と言っても、限りなく精霊に近いものではあるけど…』



虎杖「へ、へー…でもなんで呪霊が協力してんの？」



『花御の目的と神統教の教えが一致しているからよ』



虎杖「教え？」



『陽人』



焔村「はっ


一つ、神統様を崇めること

二つ、子を守ること

三つ、自然への感謝を忘れないこと

四つ、違いを受け入れること

五つ、神統教に囚われず、信仰が自由であること」



『これが神統教の教え』



釘崎「信仰が自由って…」



伏黒「兼教可能ってことだ」



釘崎「なにそれ！？」



『それだけじゃない 神統教の教えで信じるべきと思ったものだけを信じればいい

宗教とは人の心から生まれたもの

人の心は五万とあるのだから、自由にあるべきなのよ』



虎杖「なんかすごいね」



花御「《Aのおかげで、山も、森も、海も、皆救われています ならば、我々も恩を返すのが筋というもの》」



『ありがとう』



花御「《お気になさらず 私はこれで失礼しましょう》」



呪霊…花御は森の奥へ入っていった



『さ、だいぶ長話してしまったけど 今日はみんなに着いてきて欲しいことがあるの』



1年「「「？」」」



『陽人、車の準備は？』



焔村「出来ております」



『じゃあ、行きましょうか』



車に乗り込み、焔村さんの運転で30分揺られた



焔村「着きました」



虎杖「ここは？なんか保育園みたい」



伏黒「この前聞いただろ ここが天使園だ」



虎杖「！」



Aさんが先頭を歩き、その後ろをついていく



門から入るなり、



子供「A様だ！！！」



1人の子供が大きな声で言い、続々と子供が集まってきた



子供「A様A様！！おままごとしよ！」

子供「A！またクッキー食べたい！ある！？」

子供「あ！Aさまって言わないとダメなんだよ！」



『みんなこんにちは 私はA様でもAさんでも好きなように呼んでいいのよ』



子供達「「「はーい！」」」

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