自由な異世界転生！…なのか？

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そしてついに


エー「A！ちょっときてくれ！」


と壁越しに呼ばれた


『はい？』


とドアを開けると


パパパパパン！


「「Aおかえり！！」」


とクラッカーの音とともにそう言われた


『おかえり？』


ダダ「久しぶりだからね 今日は何にも気にせず目一杯食って寝な！」


ルフエー「「おう！」」


ダダ「テメェらに言ったんじゃねぇよ！」


時すでに遅し、ルフィ達はすでに食べて…


というのがいつものテンプレートなのだが、今日は珍しくまだ手をつけていない


『？食べないの？』


エー「何言ってんだよ 主役のAより先に食べるわけないだろ！」


ルフ「今日はエースがこっそり熊を狩ってたんだ！Aは気づかなかっただろ！？」


『熊を？』


エー「あぁ！」


『それは…怪我しなかった？』


エー「するわけねぇだろ！」


『ふふっ、ごめんね


じゃ、食べようか』


そして私は大きな骨つき肉を手に取り


大きく一口食べた


熊肉特有の癖のある匂いが口に広がるが、それと同時に旨味と油が押し寄せてきた


さすがダダンさん、熊肉料理なら右に出るものはいないでしょう


『うん、美味しいです エース、ダダンさんありがとうございます』


ダダ「気にすんな」


エー「おう！…っておいルフィ！」


ルフ「ん？ふぁんふぁ?(なんだ?)
えーふまふぁふってなふぁったのか?(エースまだ食ってなかったのか?)」


エー「何言ってんのか分かんねぇよ！Aがいいって言うまで我慢してたのに！寄越せ！」


とエースも肉にがっつき始めた


結局エースとルフィの大食い戦争になった


まぁ、違うことといえば私の皿に肉がたくさん乗ってることくらい


…このお肉一つ1キロぐらいあるんじゃないですか？それを3つって…


『うぷっ…』


というか一つ目でそろそろお腹いっぱいなんですけど


すると


ヒュン！パシャン！


と湯のみが飛んできて私の横にいたダダンさんに当たった


『…』


私は食べかけていた肉を置いて、ルフィ達の元へ歩み寄った


そして


『ルフィ、エース』


ルフエー「「ん？」」


『大人しく食事をとりなさい』


ルフ「でも」

『でももだってもありません もう一度言いましょうか…

黙って 大人しく 食事をとりなさい

…おわかりいただけましたか？』


私はニッコリとした笑顔で聞いた


ルフエー「「…はい」」


『よろしい』


ルフィ達は大人しく座った

その後なぜか山賊の方々から礼を言われた

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