自由な異世界転生！…なのか？

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Asideー7日目


朝、いつも通り食堂へ向かう



『あ、ペンギンおはよう』



ペン「Aおはよ」



『今日の朝食どうする？』



ペン「うーん…ローさんが好きなおにぎりにしようか」



『うん』



ペンギンと一緒におにぎりを作る



ペン「そうそう、昔ローさんが俺の梅干し入りのおにぎり間違って食っちまってさ

俺ローさんにバラバラにされたんだよ

そんときのローさんマジ怖かった

やっぱローさんは怒らせたらいけねぇな」



『…うん』



(なんか…やけに"ローさん"って呼んでるような)



それから朝食を食べにみんなが来たけど



シャ「お、ローさんが好きなおにぎりだ」

クリ「ローさんいつ起きてくるかな」

ウニ「ローさんのことだし、しばらく起きてこねぇだろ」



『？？』



そしてローさ…船長さんが起きてきた



船員「「「ローさんおはようございます！」」



ロー「…は？」



ペン「今日はローさんの好きなおにぎりですよ」

シャ「Aちゃんが作ったおにぎり食べてくださいね、ローさん」

ウニ「ローさん、コーヒーにします？」



ロー「…なんだこれ？」



『さ、さぁ？』



私はキッチンに戻り、ペンギンに話しかけた



『ねぇ、なんで今日はみんなこんなにローさんって呼んでるの？』



ペン「いや、ローさんのことはローさんだよ

キャプテンが珍しいくらいだし、ローさんの方が自然だって

あ、このローさんが好きなおにぎりをローさんがいるテーブルのローさんの前に置いてくれ」



『う、うん…』



(ローさん…か、慣れないけどみんなはこれが普通なのかな？)



そして船長さんの前に着き



『あの、ローさんこれ…』



ロー「………おう」



みんなのローさん呼びにつられて間違えた



『あ、すみません ついみんなにつられて…気をつけますね 船長さん』



キッチンに戻ろうとしたとき



ロー「待て」



『はい？』



ロー「ローでいい お前ペンギンより上なんだろ なら俺より上だ 敬語もさん付けもなしだ」



『あ、そうなんだ…じゃあ、よろしくね


ロー』



ロー「…あぁ」



その後、船員のみんなが船長…ローのもとに集まっていた



『仲いいんだなぁ』




昨夜ー


ペン「俺らはみんなタメ&呼び捨てクリアした」

ウニ「キャプンテンもクリアさせないと！」

シャ「どうする？」

クリ「Aちゃんがつられるまで俺らがローさんって呼び続ける？」

全「「「それだ！！」」」


ってことで決行されたのだった

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