世界よ、俺を見ろ

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絵〈これから お前らにはフィジカル強化
トレーニングをこなしてもらう。

なお この期間中は一切ボールを使用してはならない〉




雷「ああ”？すぐに2次選考じゃねえのかよ」


また雷市が突っかかってる




伊「どのくらいの期間やるんすか？」


五「そうだよ 教えといてくれよ」







絵〈最底辺の伍号棟で勝ち上がったくらいで

イキってんじゃねえよ


俺がいいって言うまでだ

ゴミどもが〉



甚くん正論だけどめっちゃ言うじゃん




そうして、全10日間のトレーニングが始まった。


今回は、前やった体力テストの時よりも
少し本気を出した。



流石の俺も10日間ボールを触らないのは
キツかった



体力的には問題ないけど、他の人は多分

精神的にも身体的にもキツかったんだと思う。






そして、10日目




帝〈ただいまを持ちまして
一次選考終了となりました。


クリアしたものは速やかに
トレーニングスーツ着用の上、各棟

中央エリアへ集合してください。〉




我「終わったのか…」


雷「遅えんだよ クソ野郎が……
あと、一日遅かったら青い監獄ごと
破壊してたぜ」



伊「同感だ。いい生活してる上のヤツらの
地位も奪い取ってやる」




みんな、いい感じに滾ってるね〜



でも、やっとボールに触れる



いいプレーができそうだ











地下についた。



みんなザワザワしてるね


やっとこの塔の仕組みが分かったかな？





甚「やあやあ、才能の原石共よ

フィジカル強化トレーニングお疲れ


察しのいい人間は気づいてると思うが


青い監獄には伍号棟しか存在しない」



そう、俺たちはずっと自分たちが最底辺だと思い込んでバカみたいに必死に戦っていた。





選手 「マジかよ ふざけんな 騙してたのか」



騙してたに決まってんだろ


だって、こうでもしないとコイツらの

クソぬるい自信をぶち壊して

ハングリー精神が育たないからな






この件は俺も承諾した。


何なら、ぬるい発言や行動をした奴は
すぐに脱落でもいいと思ったくらいだ




サッカーにおいて、ハングリー精神とは
必要不可欠



ノアもスラム街で自分の運命を変えるために
サッカーを始めた



世界では、そんな境遇で育ったストライカーが
いくらでもいる。



でも、そんな奴ほど成功している

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