世界よ、俺を見ろ

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潔「お…お前…なんで俺にパスしたんだよ…？

あのまま俺が蹴らなかったら…

お前は失格だったんだぞ…！？」


蜂「んー？だって蹴ると思ったもん

そんなカオしてたー」


潔「は…？」

蜂「だってここは結果が全てでしょ？

アンタを信じた俺の勝ち♪っしょ？」




そう。青い監獄でも世界でも結果が全て

敗者が、どうなろうが関係ない

勝者のみが生き残れる


だが、それがいい

そんな環境でこそ俺は昂り輝ける



五「……こんな理不尽なことが…この先も続くのかよぉ…」





甚「理不尽…？


そうですよ。これが勝負の世界だから

お前らが軽々しく憧れている

ワールドクラスのストライカーはこんな勝負の日常を

命懸けで生き抜いている



どうですか？

生まれて初めて人生を懸けて戦った気分は？

ビビったろ？シビれたろ？

これが青い監獄の常識だ

痛感したろ？

お前らが過ごしてきた毎日がいかにヌルく貧弱な
サッカー人生だったかって！

そして震えただろ…？

『やった…俺は生き残った』って！！

それが勝利だ。よーく脳に刻んどけ

その快感を味わう度にお前の中のエゴは育ち

そして世界一のストライカーという

高みへと昇っていく＿＿＿＿＿＿



おめでとう


青い監獄入寮テスト合格だ


部屋にいるのは12人……

お前らはこれから生活を共にする

運命共同体…

時に協力し時に裏切り夢を削り合うライバル……

青い監獄チームZだ」

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