言の葉未満2【鬼灯の冷徹】 (ページ39)

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第七十話知らぬ告白ページ39

櫟side

麦御を従兄弟として見守る。と決めて暫く日付けを跨いだある日の学校での事である。

モブ「あ、あのね」

名も知らない女に呼び出されていた。

櫟「………………………………………………誰？」

恐らく同じクラスか何か何だろう。モブ女はとても驚いた顔をしていた。

モブ「ひ、酷い、まぁいいわ、これから覚えて貰えばいいからね」

ニヤリ。そいつの怪しい笑みが背筋をゾクッとさせる。

モブ「櫟君あたしと付き合って」

櫟「何で？」

間髪入れずに問うとモブ女はぐぅっ中々やるわね。っと言ってよろけた。何だよこいつ、へんな奴

櫟「俺別に恋愛とか興味ないから」

しかもつい最近フラれたばっかりだし。

モブ「これから興味を持てばいいじゃない？」

櫟「しつこいなぁ、はっきり言わなきゃ駄目なのか？嫌だつってんだ。解れ。じゃあな」

それだけ言って俺は教室に戻った。

モブ「冷たい人───

……あの麦御っていう女どうしてくれようかしら、たっぷり後悔させてあげる♡ふふふふ……」

+×+×+×+×
モブ女、またの名を遊華ーゆうかー

愛菜の義理の妹
容姿→金髪の長髪でデッカいピンクのリボンを付けている。
身長→145㎝の野干
体重→60㎏のおデブさん
耳と尻尾はしまっている為パッと見ただのおデブ女子。
お金持ちの家元に産まれたお嬢様
友達0だがsideに媚売り女子がいる