第六十三話 嵐のような ページ32
鬼灯side
2人で一緒に目覚め、一度身支度しに各別れ法廷に一緒に来て、巨大を目に入れ朝の挨拶
閻魔「あ!鬼灯君、麦ちゃんおはよ〜」
麦、鬼「おはようございます」
閻魔「麦ちゃんにお客さんだよ」
麦「こんな朝早くからですか?とんだ迷惑なヒトがいたm(?「麦御〜〜〜〜‼」げっ、この声は…」
麦の名前を叫びながら走って来たのは、
鬼「不審人物」
櫟「櫟だ‼覚えろ!麦御〜〜♡」
麦「抱き付くな馬鹿変態」
櫟「つれないなぁ、昔は一緒に風呂に入ったなk(鬼「はい?今何て言いました?風呂に入った?」
余りにもな発言が聞こえてきたので櫟さんの台詞にわざと被せる様に聞く。随分と怖い顔でもしてたんでしょうね、威勢の良さが薄れ麦に抱き付く力を強めた。
櫟「麦御〜この鬼とまじで付き合ってんのかよ?まじありえねぇ」
麦「櫟は白澤さんと気が合いそうだね、いいから離しなさい、また殴られたいの?」
櫟「この巨乳にまだ埋もれてたい…ぶへぇっ⁉」
麦「忠告はしたからね、後お風呂はお互い子供の時に数回だけでしょ」
またもや麦の胸にスリスリしだした櫟さんに金棒を投げた。
櫟「何すんだこの冷徹‼」
鬼「鬼灯です」
櫟「何でもいいわ‼」
一通り叫んだ後ふぅ、と息を吐き私に敵意剥き出しの眼差しを向けてくる
麦「大王、何で櫟通したんですか…面倒くさいのに、これじゃ仕事が出来ませんよ」
閻魔「あ!その事何だけどね、櫟君がどうしても麦ちゃんと1日過ごしたいって…」
麦、鬼「はい?」
櫟「こんな鬼神と喧嘩してる場合じゃなかった!麦御!今日俺とデートしよ!」
麦、鬼「嫌だ/駄目です」
麦の手をとり上目遣いで懇願する様に言い寄る櫟さん
麦「何で従兄弟の櫟とデートに行くの、私は仕事があるの!」
閻魔「麦ちゃん今日は非番の筈だよ?」
麦「昨日の残りと明日のをやるんです!それにデートなら鬼灯と行く!」
鬼「麦…大好きです」
麦「知ってる」
櫟「いちゃいちゃ始めるな!」
櫟さんから麦を剥がし手をとり見つめ合っていると小さな体から出たとは思えない蹴りが飛んできた。するりとかわして彼を一瞥する。
鬼「恋人同士がいちゃいちゃして悪いですか?」
そう言うと彼は悔しそうに顔を歪める
鬼「ぐうの音も出ませんか?鬼が情けないですよ?」
櫟「くっそ!ふん!麦御また来るからな!」
麦「仕事の邪魔はしないで」
櫟「解ってるよ!」
ズンズン進んでばたん!と門を閉めた。
麦「たくっあの子は…」
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作者名:sunijy | 作成日時:2016年9月8日 22時