『鬼滅の刃』ハッピーエンドなんて。 (ページ9)

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伊「はぁ … ？」

… ？

心配して駆けつけてくれたのは見たらすごくわかる。汗も滲んでるし看護師さんには怒られてたし。

でも誰かがわかんないから微笑むくらいしかできないのに.

伊「何笑ってんだ！！そんな馬鹿みてえなこと言いやがって！！！舐めてんのか俺を！！！」

『何でそんなに怒るんですか？！あなたは誰ですか。まず名乗ってくださいよ！！』

伊「ほお…上等じゃねえか、俺様の名を教えてやる。嘴平伊之助だ。覚えておけ！！！」

バンッ！！と勢いよく扉が閉められ、嘴平くんという人はどこかへ行ってしまった。

禰「お兄ちゃん…Aちゃん、伊之助のことだけ忘れてるみたい …」

炭「どうやらそうみたいだな …」

えっ？私記憶喪失になってるの？！

まってまって、え？？

前世の記憶もあるし禰豆子のことも炭治郎の事もわかるよ？！

炭「なあ、A。あの時間に外にいた理由、わかるか？」

『わかんない…朝の4時でしょ？わたしもおかしいと思う、その時間に外にいたことが。』

炭「…明日の検査が終わって退院できたら、しのぶさんに診てもらおう。」

次の日になって検査も無事に終わり頭の傷などが何ともない事がわかってからはすぐに退院して屋敷に戻ることができた。

屋敷に戻ってすぐ…

し「何をしていたのですか…？朝の4時に車との事故だなんて。そんな時間に外に出て… 2日も目を覚まさないだなんて……」

『…ご、ごめんなさい。しのぶ様…』

誰よりも先に玄関に来てくれたのはしのぶ様だったけどすぐに部屋に連れていかれて今は目の前で正座をさせられてます ……

冨「そういえば…俺の話を聞いてない罪もあったな。」

し「冨岡さんは黙っていてください。笑」

しのぶ様 … その笑顔が怖いです、、泣

し「…まあいいでしょう。それよりも伊之助くんの記憶だけが飛んでるというのは本当なのですか？」

『はい… 嘴平くん？がお見舞いに来てくれたんですけど、喧嘩になってしまって …』

し「一度整理をしましょう。私の質問に答えてくださいね？」

病院を退院したあとは屋敷でのしのぶ様の診察が始まった。