『鬼滅の刃』ハッピーエンドなんて。 (ページ6)

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陸ページ6

❀.*･ﾟ伊之助
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俺は今 Aに隠してる事がある。

俺は前世で Aが先に死んでしまったあとに、蝶屋敷にいたアオイと夫婦になった。

いつかはちゃんと言わねえととは思ってても中々言い出せねえ。

今日もだったけど、この事を話してあいつがもし泣いたりなんかしたら耐えらんねえわ。

けど最近付き合い悪ぃし屋敷に戻っても口数は少ないし話すタイミングを毎回逃してんだよクソがぁぁぁああ！！！！！

再会したあとは毎晩一緒に寝てたし登下校もしてたのに。今はほとんどなくてその代わり俺の横にはいつもアオイがいる。

炭「伊之助、何でAが距離取ってるか分かってないみたいだな」

善「うん。俺もそんな感じの音が聞こえたよ。」

俺がアオイと夫婦になった理由 …

理由 ……

善「うわ～。理由特にないやつじゃん」

伊「うるせえな紋逸！！！！！」

善「善逸だから！！！だってそうじゃん！ならなんであんな可愛いくて美人だった気がするAが死んだからってアオイさんと。」

伊「好きだったからじゃねえのか？

…何てn…」

ガタッ ..

炭「A… 、！いつからそこに …」

『私の名前が出た時くらいからずっといたよ。

…伊之助。前世と後世の今は全然違う世界だから気持ちが変わるのは仕方ないよ。』

伊「違う、んだよ A！！変わんねえから！！」

『もう大丈夫だから。炭治郎も善逸も、おやすみ。』

伊「おい、… A…」

俺が鬼を探す力があったみたいに、あいつは気配を消す力がある。気配を消しててもいつも気づけるのは俺だった。

くそ … っ。