Six ページ9
暇な学校生活 を送っていると、
保育園が同じだった 香奈 に呼ばれた 。
香奈 「ねえ！A、今度家おいでよ！」
新しいCDデッキを買ったらしく 見せたいと ←
A「ん 〜、けど 塾とかあるしなぁ …」
香奈 「良いじゃん！ (( 紫耀くんも呼んでるの♡」
A 「え、紫耀も行くの？」
これは 行くって 言うしかないじゃん 、
A 「なら、塾まで 暇だし。 行く！」
この時の判断を、もう少し 考えてしてたら
紫耀との 関係が悪くならなくて済んだよね。
、 3日後
香奈 「ねえ、見て！これが新しいやつ！」
紫耀 「めっちゃええの買うたやん！
それに香奈の部屋のベッド気持ちええ 〜 ！」
A 「紫耀、人のベッドに乗らないの！」
私の注意を聞いて しぶしぶ降りようとする 紫耀を 香奈が 引き止める 。
香奈 「もう、Aは ！ そんなに怒らなくても いいのに 笑 紫耀くん、座っていいよ！」
紫耀 「本間に？！香奈 は優しいなあ 、
どこかの 男っぽい奴とは大違いやな？」
…くっそ、やかましいわ 。
ただ 普段香奈が使ってるとこに行ってほしく無いだけなのに 。 もはや 帰りたくなってきた、
塾で 勉強でもして待ってようかな …
紫耀 「A？」
A 「香奈！トイレ借りてもいい？ 」
香奈 「うん！そこ曲がった所だよ 〜」
ありがとう 。 と 返事して、 苦しくなったその場から少しでも離れようと トイレに行く 。
何か、明らか香奈の様子がおかしい。
いつもは 全く家に呼んでくれないし
紫耀ともいつからあんなに仲良しなの？
この前 紫耀の部屋に行って抱きしめられた時から 私の紫耀へ対する 気持ちも 深くなって、 すぐ妬いてしまう。
A 「そろそろ戻るか …
ごめん、自分塾が …」
香奈の部屋の扉を開けると 、 布団に二人で潜り込んでいてなにやら 楽しそうに 話し声が聞こえてくる。なんとも言えない状況に耐えきれなかった私は 静かに香奈の家をあとにした 。
香奈の好きな人、紫耀なんだ 。
その日の塾は 、 怒りや悲しみを通り越した 何が何だか分からない気持ちの中で 終わった。
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作者名：平北パンダ | 作成日時：2017年10月16日 14時
