幼馴染み。 (ページ4)

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学校が終わって、紫耀の家に呼ばれた。

小学校の頃から変わらない紫耀の部屋は大学生に

なると香水混じりの匂いで包まれていた。

A 「あ、漫画はっけーん！」

紫耀が飲み物を用意してくれてる間、布団に寝転んで漫画タイム。

平野「おーい。どれがええ …って。

お前少しは危機感持ちや？！」

A 「何で紫耀に危機感なんか持たんとなん？」

起き上がり、紫耀に向かってそう答えるといきなり

後ろに倒された。

A 「ねえ、ごめんって！くすぐらんで！！」

倒されたら、絶対にくすぐってくるから必死に逃げ

ようとしてもびくともしない。

A 「ねえ、力強い …笑」

平野「当たり前やろ？もう大人なんやから。」

うわ、待って。意味わかんない、

平野「どうしたん、ドキってしてもうた？笑」

“ 顔赤いで？ ” 何て言いながら顔を近づけてくる。

A 「ば、ばか！！」

平野「痛っー！蹴らんでもええやんか！！」

蹴るし、もう、意味わからへんから、

何でドキってしてんの。