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〜智side〜
「さとにぃ、ごめんね〜
準備が思ったよりも遅くなっちゃって
時間稼ぎで和に電話して貰ったの」
驚く俺を他所に、雅紀が悪気のなさそうな
満面の笑みで笑った。
お前、言葉と行動、矛盾してんぞ。
「大成功だねー？翔〜偉いぞ〜」
「えへへ＾＾」
母親の様な笑顔を向けた潤はそのまま俺の足元に
ひっつく翔を抱き上げて頭をぐりぐりと
撫で回した。
「え？大成功って…」
「この、サプライズ考えたの全部、翔ちゃんだよ」
なんですとおおおおおおぉっ！？
俺は、これまたびっくら仰天で潤の腕の中の
翔を見詰めると本人は嬉しそうにキャッキャッと
喜んでる。
「さとにぃ！さとにぃ！これ見てみ？」
もう、頭が色々ついていかない俺は
グイグイと三男に腕を引っ張られて
リビングのテーブルに視線をやると。
「おわっ、すっげぇっ！！」
食卓に並ぶのは全部俺の好物達。
潤が朝から忙しそうだったのってこれのためか…
「ほらっ♪あと、これねっ！？」
雅紀が、更にビシッと指差した先にあったのは…
「っ！」
5種類の色とりどりのホールのモンブラン。
その真ん中には、『さとにぃ おめでとう』
とチョコペンで書かれた特性のチョコと。
横には、可愛らしい船と魚のマジパン。
まさか…これって…
「ふふ。全部翔が頼んでくれたんだよ？」
その潤の言葉に…
俺は今日の翔の行動が全て繋がった。
『も…もんぶあん…ありますか？』
『あのね…おねがいがあるの…』
『むらきしゃっ、ありがとーっ＾＾』
あ、どうしよう…まじで泣きそう。
「しゃとに？」
俺が黙ってしまったからか、きょとんと
心配そうな大きな瞳を向けた翔。
んっ、んっ、と潤の腕から抜け出そうと
した刹那、潤にそっと床に下ろされて
ヨチヨチ俺の方へ歩み寄ってきた。
「しゃとにっ？たいたいの？」
俺の足をぺちぺちと叩いてる翔。
もう、俺は感激しすぎてついに我慢の糸がきれた。
「あーっ、さとにぃ、泣いてるーっ笑」
「うるせぇっ！！泣かせろや
バカヤローっ！！(´；Д；`)」
俺は、足元の翔の身体を抱き上げて
力いっぱい抱き締めた。
「翔ーっ！まったくお前って奴ぁよぉっ！」
「うふふ♪さとにぃ、おめれちょーっ♪」
"おめでとう"って言葉がよっぽど気に入ったのか。
キラキラの笑顔で俺の腕に抱き着いて
連呼してくれる翔。
あ、俺、もう今日死んでもいいかも。
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星羅*(プロフ) - kafka4114さん» わー！泣 初めまして！ お優しいお言葉もいつも見てる、とのパワーワードもとてもとても嬉しいです…！割り込むだなんてとんでもないです〜泣 kafka様も、そのお優しいお心が溶けてしまわれないようにご自愛くださいませ…♪ 本当にありがとうございました！ (2019年8月3日 22時) (
レス) id: bd4aefb8e1 (このIDを非表示/違反報告)
kafka4114(プロフ) - はじめまして！まさか大好きな書き手様たちのお話に割り込むことになってしまうとは思いませんでしたが、伝えさせてください。ごめんなさい！(;´Д｀)いつも見てます！W翔ちゃんの可愛さに悩まされる日々です。暑い日々が続きます、お体にはご自愛くださいませ。 (2019年8月3日 10時) (レス) id: 5af02258aa (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - 櫻華さん» とんでもないです！！(アホの子のコメ返) (2018年9月7日 22時) (レス) id: d8808018cc (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - なんか色々ありがとうございます！！！←アホの子のコメント (2018年9月7日 21時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - 櫻華さん» 櫻華姉さん、いらっしゃいませー！お返事遅くなってしまって申し訳ない｡ﾟ(/□＼*)ﾟ｡ もう山が山々してる展開ですねまさに！嫉妬大野さん大好物です♪次回更新頑張りますね♪ (2018年8月15日 21時) (レス) id: d8808018cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星羅
| 作成日時：2018年6月15日 14時
