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目を覚ました場所は、知らない家の僕で一杯の部屋でも、あの王城でも無く、僕の部屋だったので安心していると机の上に何かが置いてあるのが見えた。
なんだろ、あれ。もしかしてあの烏みたいな罠？いや、でも違う可能性も…え、怖っ
もしかして、と考えると不安が積もってきたけれど確認しないと。と思って部屋中を見て誰か隠れてないか確認して本を盾にして近づいてみる。
そこには一通の手紙があって慎重に開いてみるとグルッペンの字体でインカムを渡すから会議室に来い的な内容だった。
ああそっか、これって予備のやつだった。でもなんで会議室？渡すだけならわざわざ会議室に行かなくても…
疑いながらも行ってみよ髪を整えて、服のシワを伸ばして部屋を出る。こうやって疑うくせに行動する所が駄目なんだろうなぁ。
『グルッペンー来たよー』
一応扉をノックして開けてみると部屋は真っ暗で、え、騙された⁉と怖くなっていると突然パァン！と炸裂音が一気に何回も聞こえて思わず目を閉じる。
少し経つと部屋が明るくなったのか目を閉じた隙間から光が漏れていて、聞き慣れた笑い声も聞こえてきた。
kn sya「ドッキリ大成功！！」
楽しそうな二人の声が聞こえて目を開けてみるとクラッカーを持ったみんなが居て、僕は銀紙とかにまみれていた。
『え、ドッキリって？僕、インカムを貰いに来たんだけど…』
ht「まぁ合ってるけど、そっちはオマケみたいな感じ」
rbr「Aがこっちに戻ってきたお祝い的な事をしたいって言ったら二つ返事でOK貰ったからこうなっとる訳やわ」
イマイチ状況が掴めずにいる僕をほっといてロボロにインカムを握らされる。
するとグルッペンが近寄って来て何かを差し出した。見てみるとそれは刃渡り18�僂�らいでグリップにあの装飾があるナイフ。
gr「ラペルピンが駄目になってしまったからな。それに前渡したナイフは扱いづらいと言ってたから少し小さい物にしてみたゾ」
『ありがとう！でも、わがままを言って悪いんだけど…壊れたラペルピンも貰える？部屋に飾っておきたいんだ』
グルッペンは笑って「嗚呼分かった」と返事をしてくれた。
貰ったナイフはすぐに手に馴染んで、凄いなぁとじっと見ているとゾムに腕を組まれて机の方に動かされる。
zm「ま、ええから今はパーティしようや！一杯作ったから一杯食べてな！」
その言葉に全員が青ざめたけどその中で僕は大きな声で笑った。
『そうだね、思いっきり楽しもう！』
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水龍(プロフ) - 月歩さん» 了解です！ (2020年3月1日 19時) (
レス) id: 04e8b3ba29 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - くずをさん» ありがとうございます！応援して貰える分もっと頑張れます！これからもよろしくお願いします！！！ (2020年2月25日 4時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 初見失礼します！あなたの小説面白くて大好きですこれからも応援してます！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - 本当ですか！そう言って貰えて嬉しいです！！！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜空 - 面白すぎますこんな事思い付かないです！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 62e5250950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年2月22日 21時
