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付いて行った先は総司令室。案内された時はそれ程人は居なかったのに一番上の段が上がっている3席以外全部が埋まっていた。
様々なフロアに区切ってある中、軍の上層部や士官スタッフが動き回っていたけれどグルッペンが現れた時ピタリと動きを止めてこちらに敬礼して来た。急に静かになった中二人の声が聞こえる。
kn〈おい、ロボロ！道ってこっちであっとるんか？「陸軍元帥殿！違います！左で」〉
rbr「シッマ俺に聞くのもええけど部下の話も聞け！左や、左！んで後は真っ直ぐでええからな！」
そこにはマイク付きヘッドホンを着けてモニターに怒鳴りつけてるロボロ。緑のモニターには地形とみんなの色の点が映ってる。
ロボロの方を見ていると彼も気付いたのかこっちに振り向くとヘッドホンを取って手を振ってくれた。
rbr「おぉAやん、グルッペン達も首尾は上々や。今回はいつも通りいやそれ以上に面白いもんが観れるかもな」
それを聞くとグルッペンは階段を上り中央の席に座ると足を組んでモニターを見つめた。
トントンも続いて右隣の席に着いたので流れに続いて左隣の席に座ったけど未だに頭が状況に追い付いていなかった。
えっとぉ…ここは総司令室で、今座っているのはグルッペンの左隣。んで今起こっているのは戦争…
ごめん、待ってもう一回考えさせて、何で僕はグルッペンの左隣に座ってんの⁉
gr「さて、現在どの段階まで進んでいるんだ？」
rbr「現在第一梯団が敵の第一線を突破、突破口を確保して第二梯団が波状攻撃をし始めとる。今んところ損害は一割にも満たん」
gr「タクシーはどうなった？無事に客を乗せれたか？」
rbr「ちょっと待ってな…お、心配要らんみたいやぞ」
二人の会話に入り込む隙がなくて二人の顔を交代しながら見ていると司令室の扉が開いて再び他の人達が敬礼するけれど、無視をする様に止まらずこっちに足音が近づいてくる。
「ん、ロボロお疲れさん。グルッペンちょっと時間掛かったけど無事に帰還したぞ」
そこに現れたのは少し服の端っこが赤くなってたり焦げているけれど変わらず微笑んでいるオスマンが居た。
グルッペンはそれを聞くと頷いて「ご苦労」と言うと参謀から渡された書類に目を通した。
『オスマン！無事だったんだ！ってゾムは？一緒じゃないの？』
椅子から飛び上がってオスマンの方に近付いて尋ねてみると変わらず微笑んで言った。
os「ああ、ゾムやったらフクスから飛び降りて前線で暴れ回っとるよ」
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水龍(プロフ) - 月歩さん» 了解です！ (2020年3月1日 19時) (
レス) id: 04e8b3ba29 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - くずをさん» ありがとうございます！応援して貰える分もっと頑張れます！これからもよろしくお願いします！！！ (2020年2月25日 4時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 初見失礼します！あなたの小説面白くて大好きですこれからも応援してます！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - 本当ですか！そう言って貰えて嬉しいです！！！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜空 - 面白すぎますこんな事思い付かないです！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 62e5250950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年2月22日 21時
