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ピーピー
rbr「A、急で悪いんやけど幹部陣は全員会議室に集合や。すぐ来てくれんか？」
エミさんに借りていた本を読んでいるとロボロから通信が入って、何の用事だろと思ったけど会議室に向かい、移動しながら返事をする。
『了解、すぐに行くよ』
急に幹部陣が集合要請？そう言えば朝からオスマンとゾムの姿が無いし、グルッペンもなんだかウキウキしていた様な。ん？グルッペンがウキウキしてるって事は…まさか
もう補修の終わった会議室の入り口付近の壁が見えてきて段々嫌な予感が強くなって来るけれど腹をくくってドアを開ける。
そこには素晴らしい程の笑顔を浮かべている悪魔、じゃなかったグルッペンと同じ様に笑顔で話しているみんな。
tn「おっ全員揃ったな。んじゃ我らが総統から重大発表があるからよう聞けよ」
トントンに空いている席を指差されそこに座るとグルッペンが立ち上がって部屋中に響き渡る声で朗々と言った。
gr「諸君！たった今オスマンから連絡が入り無事最後通牒を渡した様だ。よって、只今から我々はE国に侵攻する！」
「「ハイル グルッペン！」」
グルッペンの発表を終えるとみんなは一斉に立ち上がってそう言うと会議室から出て行って各自別の場所に移動して行った。
一方の僕はグルッペンの言葉が理解出来ず、一人冷や汗をかきまくっていた。
え？せ、せ、戦争？いきなりすぎじゃ…何でみんな対応出来るの？それにオスマンから連絡ってオスマンE国に居るの⁉危ないじゃん！
gr「どうかしたか？嗚呼、安心しろ、流石にAは前線には出さん」
『いや、そうじゃなくて！良いの？急に戦争って、それにオスマンE国に居るんでしょ？危険じゃ』
机を強く叩いて立ち上がって大きな声で訴えるも会議室に残っていたグルッペンとトントンは顔を見合った。
そして軽く笑うと良いものを見せてやると言う様にこっちを向いて机の上に設置してある受話器を持ち上げた。
os〈もしもし？こちら枢機卿。今順調に脅威と一緒に帰還中なんやけどタクシー一台頼めるか？車壊れたしもうて〉
tn「了解、一応狂犬を向かわせるわ。合流地点は例の場所で」
gr「と言う事だ。アイツはゾムと居るしそもそも問題無い。さてそろそろ行くか。ロボロが先に向かってるゾ」
するとグルッペンが立ち上がり手招きをするとトントンを連れてどこかに行こうとする。
『行くって何処に⁉』
グルッペンは一度止まると振り向き微笑んだ。
gr「芸術を完成させに」
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水龍(プロフ) - 月歩さん» 了解です！ (2020年3月1日 19時) (
レス) id: 04e8b3ba29 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - くずをさん» ありがとうございます！応援して貰える分もっと頑張れます！これからもよろしくお願いします！！！ (2020年2月25日 4時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 初見失礼します！あなたの小説面白くて大好きですこれからも応援してます！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - 本当ですか！そう言って貰えて嬉しいです！！！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜空 - 面白すぎますこんな事思い付かないです！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 62e5250950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年2月22日 21時
