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目を覚ます。手元を見ると大量の読めない字が書き連ねてある紙やインク瓶。窓の外を見るとかなり日が昇ってて時計は9時を指している。
うわっヤバい！今日は他の幹部の人に会わせて貰えるのに思いっきり寝坊した！って、まず僕どこに行けばいいか分からないし、お腹空いた…
どうすれば良いか分からずキョロキョロして居ると背後のドアの辺りから声がかけられた。
「おはよう御座いますA様。総統閣下と幹部方が会議室でお待ちしております。着替えはこちらに。それと朝食とまではいきませんが軽食も御座いますので用意が出来たら言ってください」
『ふぇ？う、うん。ありがとうございます？』
振り向くとそこには一人のメイドが居て、隣にある装飾が少ないけど高級感のあるワゴンには着替えの服とサンドイッチが載っていた。
え、メイド？うわぁ、自分の部屋にメイドが居るので初めてだ。執事の人ならお父様の部屋で見た事あるけど。うん？待てよ、今あの人…
『今、グルッペン達が待ってるって言いまし…言った？』
恐る恐る尋ねてみるとメイドの人は眉一つ動かす事なく手にしていた懐中時計を見て、きっぱりと聞こえやすい声で言った。
「はい。皆様もう一時間半程待たれて居ります。総統閣下曰く急がなくて良いとの事ですが」
『いや！急がないとダメでしょ！一時間半⁉嘘でしょ！』
ガッデム！なんで起こしてくれなかったの⁉いや逆に成人男性が起こされるのも恥ずかしいか。じゃなくて僕の馬鹿！一体昨日いつまで戦術案書いてたんだよ！
急いで立ち上がり、着替えの服を受け取るとメイドの人の視線お構い無しに着替えて、歯を磨いてサンドイッチを食べる。この間僅か6分。
メイドの人に会議室の場所を聞くと猛ダッシュで走り荒い息で会議室の扉を開ける。
『ゼェハァ…ハァ…ごめんなさい、遅れました！』
膝に手を付いてしゃがむ様にしながら深呼吸をしているとヒュンッと風を切る音が頭上で聞こえた。何事かと見てみるとそこにはナイフが壁に突き刺さってた。
そして前を向くと黄色いニット帽の人とゾムがシャベルとナイフで鍔迫り合いをしていて何かを怒鳴ってる。
「おいゾム、お前今何つった？俺がそのAって言う奴に負ける？冗談は程々にしろよエ ロ小僧！」
zm「うん？俺はAはこっちでも人気があるんやろうなって言っただけやけどなぁ。はぇーシャオロン先輩もしかして自覚あったんすか？」
「お前…絶対殺す！」
訳が分からないよ…
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水龍(プロフ) - 月歩さん» 了解です！ (2020年3月1日 19時) (
レス) id: 04e8b3ba29 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - くずをさん» ありがとうございます！応援して貰える分もっと頑張れます！これからもよろしくお願いします！！！ (2020年2月25日 4時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 初見失礼します！あなたの小説面白くて大好きですこれからも応援してます！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - 本当ですか！そう言って貰えて嬉しいです！！！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜空 - 面白すぎますこんな事思い付かないです！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: 62e5250950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年2月22日 21時
