57話 ページ8
沢田綱吉達に嫌われるというのは……厳しいと判断した。
もう私は目をつけられたのだ。悪い方向で。
これ以上悪い方向で目をつけられれば死ぬ。それに私の心理的に負担がかかる。
もちろん今まで1人だったので嫌われるのは負担とは思わない。
ただボンゴレ狩りが始まるとわかっていれば……彼らと仲良くしていれば死なないのでは?という心理がどうしても働いてしまうのだ。
最終的に私が死ぬのが1番いいのではないのか……という結論になってしまった時に兄が部屋に入ってきて考えることをやめたのだ。
「はぁ……」
思わず溜息が出てしまう。何度も死にたくはないと思ってる私にすればこの結論はきつい。
そして、この世界のために死ぬという選択が出来るほど私は出来た人物ではないのだ。
いっそのこと、リボーンに殺してくれと言うべきだろうか……。自 殺する勇気はないしな……。
「かっ神崎さん!!!」
ふいに名前を呼ばれ意識が戻れば私は校門前に居た。
無意識に歩いて辿りついたのだろう。
そして、名前を呼ばれたことを思い出し辺りを見渡せば沢田綱吉と獄寺隼人、山本武が居た。
相変わらず仲がいい。
「昨日はリボーンが……その……ごめん!!あいつもオレが悪いから謝りたいって言ってるんだ……」
沢田綱吉の言葉に思わず首をひねる。
彼らの反応を見ると私の声が聞こえなかったのだろう。
しかし、リボーンが悪いとはどういうことなのだろうか。
私が言った通りで巻き込んだことを謝ってるならば……沢田綱吉が私に謝ってるのはおかしい気がする。
そもそも熱が出て保健室に行く原作はどうした?
……タオルを兄のカバンに入れたのを忘れていた。
なぜ私はタオルを入れたのだ?原作がずれるのは危険だとわかっていたはずなのに……。
「おい! 10代目が謝ってるんだぞ! 何か言えよ!」
「まーまー落ち着けって」
獄寺隼人は何でついてきたんだ。恐らく沢田綱吉も似たことを思ってるだろう。
顔に出てるしな。そして顔を見て気付いた。少し赤い……。タオルを入れたが熱は出たのだろう。
……昨日のことで彼の中では学校に来ないという選択肢がなくなったのかもしれない。
しょうがないのでカバンの中から救急箱を出す。救急箱といいながらただのポーチだが。
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はるにゃー(二号機へ現在進行形で進化中...)(プロフ) - 最新待ってます。 (2018年5月13日 19時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - ちびっこさん» ちびっこ様 残念な人もいますが、私はちびっこ様のお話が大好きです。 ハーメルンでのお話楽しみにしています。 (2017年12月15日 20時) (レス) id: df81dd9d35 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - そうですか!ありがとうございます! (2017年10月11日 15時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ちびっこ(プロフ) - URLを載せるのはマナー的にどうかなと思うので、「クラスメイトK」で検索してください。普通に見つかるかと。 (2017年10月11日 11時) (レス) id: fefd76eae1 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - すみません見つからなかったのでURLで貼ってもらえないでしょうか… (2017年10月10日 22時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベル大好き瑠威ちゃん! | 作成日時:2017年9月21日 23時