49話 ページ50
「違う……ごめん……。私のせいで……」
「……僕は何があってもサクラの味方だ。謝らなくていい」
私はもう言葉が出なくて兄にしがみついた……
――――――――――――――
Noside
泣いていたサクラを桂が連れて帰った後、我に返ったツナは水に濡れた身体をきれいに拭かずリボーンに詰め寄った。
少しずつではあるが、ツナはサクラとの壁がなくなってきたと思っていた。
まだ一緒に遊べる段階ではないがそれでも困っているツナを見れば「あくまで委員会活動だから。」と言いながらも助けてくれたのだ。
一方、リボーンはツナに何も答えようとしない。
いつもなら詰め寄ったツナに関節を決めたりするが今回のリボーンはなにもしようとはしなかったのだ。
「お前神崎さんに何したんだよ！？」
そんなリボーンの態度に更に詰め寄るツナ。
再度詰められたことによってリボーンは少し間をおいてから話し始めた。
「……今回は俺のミスだ。後でサクラにも謝る。おめーらも悪かったな。」
リボーンの口から出た言葉は謝罪の言葉だった。
しかしそれ以上は何も話そうとしない。
つまり詳しく話す気はないと言う意味も含めた謝罪だった。
ツナは何となくだがその意味を何となくだが勘づいて言葉が出なくなってしまった。
「小僧｡神崎は謝れば許してくれるって！」
山本はただの喧嘩だと思いリボーンに励ましの言葉をかけた。
獄寺は山本の言葉を聞いて「このバカと一緒と言うのは癪だが……」と前置きしてから「リボーンさんなら大丈夫ッスよ！」と声をかけた。
その後何かブツブツ言っていたが。
了平は状況を理解していないのか「極限気合いで謝ればいいのだ！！！」と叫んだ｡
リボーンは彼らにお礼の返事をし用事があるからと言ってその場を離れようとした。
だが足をとめツナの方に振り返った。
「ツナはサクラと仲良くなりてーんだよな？」
「えええ！？」
「なんだ？この前俺に言ったことは嘘だったのか？」
「えっ？あ！本気だから怒ってんだろ！！」
急に問いかけられてツナは焦ったが『サクラの壁を無くしたい』とリボーンに言ったことを思い出した。
思い出した途端リボーンがサクラを泣かせてツナ達の努力を無にしたことにムカついて怒鳴った。
しかしリボーンはツナの怒鳴り声を無視してニヤッとした顔で去っていったのだった。
ツナはその笑い方を見てリボーンはまた何かすると思い頭を抱えたのだった……。
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ユイ - 別サイトの小説の投稿は違反ですよ。報告しますね。 (2018年7月13日 16時) (
レス) id: 60782ccd21 (このIDを非表示/違反報告)
Reiran(プロフ) - この小説、別のサイトで見たことがある内容なのですが、盗作でしょうか？もしそうなら消した方がいいですよ。 (2017年10月3日 1時) (レス) id: d8d89cf29a (このIDを非表示/違反報告)
鳥取 - 盗作はするべきではありませんね。 (2017年10月2日 1時) (レス) id: d17c5d69e5 (このIDを非表示/違反報告)
ベル大好き瑠威ちゃん！ - 天の釣り船さん！ありがとうございます！これからもガンガン更新していくので末永くお見守り下さい！ (2017年9月21日 0時) (レス) id: f5e7780e3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル大好き瑠威ちゃん！ | 作成日時：2017年9月12日 0時
