31話 ページ32
「何でサクラと話てーんだ？」
「えっ？それは…山本が助けてもらったって言ってたし………。」
リボーンは以前ツナから聞いたことを思い出した。
山本は飛び降りる前にサクラは相談したと。
その時サクラも声は山本に届かなかったが山本はツナと同じくらいサクラにも好意を抱いた。
勿論サクラ本人がその好意を嫌がっている事にも気づいたが面白いので山本には教えずそのまま放置していた。
山本が女子に無理強いをすることがないと分かっていたのもあるが。
「それだけじゃねーだろ？」
いくら山本が助けてもらったと思ってもまだ疑問は残る。
山本のために話しかけて話せなかっただけではツナがここまで落ち込むとは思えない。
ツナもサクラと何かあったのだとリボーンは思ったのだ。
「う､うん…。何て言うか……山本から助けてもらったて聞いて神崎さんを意識してみたときに一人にしちゃいけないような気がして……。
なんかこのまま一人にしてると…神崎さんは何もかも忘れてどこかへ行っちゃうような気がしたんだ………。
最初は山本に任せておけば大丈夫だと思ってたんだ。でも……神崎さんは山本を避けてる気がするんだ。
ううん。人と関わることに避けてる気がする。そりゃ、神崎さんが用事のないときに話しかければちゃんと返事をしてくれるよ。
獄寺君や山本と普段から一緒にいる前に俺が話しかけた時もバカにせず普通に返事を返してくれたよ。
でも壁があるんだ。俺はそれをどうにかしたくて………。」
「そうか。」
リボーンの返事は短かったがツナは嬉しくなった。
自身でもよくわかっていないため話しても理解してくれるとは思わず真面目に話せと言われ殴られると思っていたのだ。
「それなのに……夏休みに遊ぶ約束もできなかった……。しばらく会えないのに……。」
「家に行けばいいだろ。最近引っ越して来たからツナも知ってるんじゃねーのか？」
「そうだけど……女子の家だし………。」
リボーンの言った通りサクラが引っ越してくる前から新しい家が建つとツナは母から何度も聞いていた。家も遠いわけじゃない。
しかし少し前まで女子とまともに話したことのないツナからすれば家に直接行くのはハードルが高い。
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ユイ - 別サイトの小説の投稿は違反ですよ。報告しますね。 (2018年7月13日 16時) (
レス) id: 60782ccd21 (このIDを非表示/違反報告)
Reiran(プロフ) - この小説、別のサイトで見たことがある内容なのですが、盗作でしょうか？もしそうなら消した方がいいですよ。 (2017年10月3日 1時) (レス) id: d8d89cf29a (このIDを非表示/違反報告)
鳥取 - 盗作はするべきではありませんね。 (2017年10月2日 1時) (レス) id: d17c5d69e5 (このIDを非表示/違反報告)
ベル大好き瑠威ちゃん！ - 天の釣り船さん！ありがとうございます！これからもガンガン更新していくので末永くお見守り下さい！ (2017年9月21日 0時) (レス) id: f5e7780e3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル大好き瑠威ちゃん！ | 作成日時：2017年9月12日 0時
