27. ページ33
zm視点
やらかしたなぁ…あの二人。
ま、これはいい方向に転んだんちゃう？
俺らあそこまで死闘してないし。
あの轟とかいうやつも黙るやろ。
……とか思った矢先やな。
轟「おい。」
『なんやあんた。暇人か。』
轟「お前、やっぱり普通の高校生じゃないだろ。」
『……なあ。前回の話聞いとったか？
あれで分からんかったら諦めろ言うたろ。
それとも、分かったから来たんか？』
轟「お前は、いや、お前らはあのrulerとか言う二人と関係があるだろ。」
めんどくせえ。
あの二人が見てる上でどう回避するか…
…被害者は俺だけに。
『残念。惜しいな。関係があるんは俺だけや。
あそこの。トントンと俺は知り合いやで。
あいつはドイツ出身。
そして、俺を日本に連れてきた張本人や。
この日本で俺はあいつらと出会って、俺が育てた。トントンの教えを全て、あいつらに施した。
あいつらは何も知らんよ。
rulerのことも、俺とトントンの関係も。
お前も黙っといてくれ。
あいつらを騙して生きてきたこと、知られたくないんや。』
轟は終始黙っていた。
ま、全部嘘やけどな。
俺を連れてきたのはグルッペンやし。
トントンドイツ出身ちゃうし。ロシアやし。
それでいい。頭の中ではもうストーリーはできてるから。
『もうええやろ。
本当は話すなって言われてたことなんや。
もう行ってくれ。』
無言で立ち去る轟。あいつ簡単に騙されたなぁ。
オスマン直伝の演技、有能かよ。
軽く目配せをしつつ、次の授業の準備をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koderia - うわぉ、おもちろぉぉぉi((( 応援してますぅ！ (2021年1月31日 21時) (
レス) id: b4579b43d9 (このIDを非表示/違反報告)
朱暗(プロフ) - シエルさん» 遅くなってしまってすみません！ありがとうございます！これから少しずつ更新していきますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月25日 17時) (レス) id: f3a60b3111 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - いやんおもちろい…((((( めちゃめちゃ面白いです！更新待ってます！頑張ってください！ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 3f85c1dc2d (このIDを非表示/違反報告)
きりやん推しの小6 - 返信ありがとうございました。^ ^ (2019年4月15日 17時) (レス) id: 138579fe1f (このIDを非表示/違反報告)
朱暗(プロフ) - きりやん推しの小6さん» コメントありがとうございます。実はスプラッシュポーションにしてしまうと、周りにも効果を与えてしまう＝敵を助けることになってしまうんですね。なのでスプラッシュポーションは使えなかったんです。普段はスプラッシュポーションを使ってる設定ですよ (2019年4月14日 18時) (レス) id: bd67cabe36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱暗 x他1人 | 作成日時：2018年12月24日 21時
