[Q|K] DARK TASTE [BL短編集]

襲わせたい！[fkr×kwmr]−request from ymis// ページ7

どーも僕です。河村です。

突然ですが、僕には恋人がいます。
「ごめんね、拓哉。もうすぐで終わるから」
隣で編集をしているこいつです。
「別に大丈夫だよ」

僕がすごく気にしているのは……

福良が抱いてくれないこと！！！！！
付き合ってから結構時間が経ってるのにね、
なぜか抱いてくれないんですよ…！！！

だからこそ！！！
今日は宅飲みです、いっぱい飲ませます。
福良に僕を襲わせるために！！
計画は完璧かつ計画通り…！
あとは福良の編集が終わるのを待つだけ。

「……終わったぁ…！」
どうやら終わったらしい。よし、計画実行！
「早く呑もうよ〜お腹すいたし。」
そうだね、と答えながら彼は微笑む。


「たくやぁ…おれ、めっちゃすき、！」
……うわぁ…別人みたい…
はい。結構呑ませた結果です。
この状態で襲えるのか…？？
「どのくらい好き？」
「……世界でいちばんすき！」
「じゃあ、証明してみせて？」
よし、計画通りだ。ここから彼がどう動くかによるけど…

彼は…すぐに僕の口を塞ぎ、舌を絡ませてきた。
「ん、、、ん……」
長い。そして呼吸が…
「ん、、、！！！」
胸板をバシバシ叩いてやっと解放された。
「…ッ…ハァ……ハァ…」
乱れた呼吸と双方から伸びる銀色の糸。

「…覚悟しとけよ？拓哉」
どうやら本気スイッチ入れてしまったらしい。



俺にバレてるの、知ってる？拓哉。
どうせ、俺に襲わせる計画を企ててるでしょ？
まぁ、バレてないと思ってるとこも可愛いんだけど。
そのかわいいとこを見たいから、今日は騙されてあげるね。

ベッドの上で彼の耳元で囁く。


「___愛してるよ、拓哉」

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