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「はい、これお返しな」
「えっありがとう！嬉しい」
隣の席から聞こえてくる会話。
実は、あのまま悩み続けて用意できなかった。
どうしよう。Aになんて言えばいいかな……
話しかけるようとしてみても、やっぱりタイミングが合わない。
そんなのが続いて、結局ついに放課後になってしまった………
これはいけないな。なんて思って、もう既に通学カバンを背負って、教室を出ようとするAの腕を思い切り掴んで引き寄せる。
「わっ、なに……？」
びっくりさせちゃった。嫌な顔してるな。
「あー……A？今日が何の日かしってる？」
「えっと………？」
頭の上に疑問符を乗っけているA。嘘やろ。
「ホワイトデーなんやけど！」
「ホワイトデー？そういえば……クラスの子達がそんなこと言ってたような気がするよ。それが何？」
「えっ、あー……それで、お返し用意できなくて……本当ごめん」
「お返し？いいよいいよ。どうせチロルチョコだし。気にしなくてもよかったのに」
「でも、彼女には特別なもんあげたかったの！」
「………………………彼女か」
Aは何か少し考えて、口を開く
「じゃあ、で、デートしてくれたら、いいよ」
「でっデート？！寧ろ、そんなんでええの？！」
まさかAからデートなんて単語が出るとは。
なんか感動………
「い、今からだよ。いいよね？」
「もっちろん！行こう！」
「えっ待って今からとは言ったけど準備が…」
「そんなのええって！時間なくなる！」
俺はAの手を掴んだ。
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雨上がりのcrew(プロフ) - ところで、甘味没収のときのセンラさんは夢主ではなく他の人と結婚をしていたのでしょうか、、、？隠し持っていた結婚指輪と書いてあったので、、、 (2019年7月16日 0時) (
レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
雨上がりのcrew(プロフ) - すごい。。。この作品私得←これからも更新頑張ってください！！ (2019年7月16日 0時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
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