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先ほどからちゃんと相談に乗ってくれるのはうらたんだけや。
坂田もセンラ君も何かというと毒ばっかはいてくれるから俺の心はもうズタボロや……
「いや、とっとと告白したらいいじゃん。」
「うらたんまで！？」
「当たり前だろ！！10何年も片思いって少女漫画でもあんまねぇぞ！！！」
「そこなん！？！？」
「大丈夫だろ、まーしぃなら。」
「そうやそうや。」
俺の肩に手を置いてそう言ってくるうらたんに、便乗するかのようにコーヒーを渡してきた坂田。
その奥ではセンラ君が意味ありげに笑いながら頷いている。
いや、お前ら俺のことなんだと思っとるんや。
「まぁほら、仮にフラれたとしても俺らが慰めてやるし！」
「縁起でもないこと言わんといて！？」
「よっし、じゃあ今日の打ち合わせ終わりにして買い物行くで！」
「楽しんでへんか！？」
「こうでもせんとまーしぃ行動しないやろ！」
「あぁもう！！こうなったらやったるわぁ！！！」
「「それでこそまーしぃ！！！」」
なんかうまく乗せられた気もしなくはないけどな。
でも、こんな感じできっかけを与えてくれんかったら絶対告白できてないと思うから
絶対に言わへんけど、こいつらには感謝せんといかんな。
「で？ホワイトデーのお返しって何買ったらえぇの？」
「そう言えば…そうだな。」
「へっへーん、そういうことならセンラにお任せあれ！！」
「さすがサラリーマン！お返しには詳しそうやな！！」
「任せとき！！！」
…やっぱりこいつら、楽しんでへんか？
そんなウキウキな3人に連れられて向かったデパートにはホワイトデーフェアとして
お菓子を始めとした色々なお返しが売られていた。
「ほえー…いっぱいあるんやな。」
「そりゃ、女性へのお返しやと色々あるからなぁ。」
「お菓子に…？アクセサリー、ハンドクリーム、化粧品…色々あんなぁ。」
「とりあえず、志麻君に絶対買ったらいかんものだけ教えとくで！」
「は？そんなものあんの？」
そう言って、これまたウキウキとした表情でセンラ君は教えてくれた。
まずはマシュマロ、これは『あなたが嫌いです』という意味があるらしい。
まぁ、チョコマシュマロには反対の意味があるらしいが誤解を招くから却下とのこと。
次にクッキー、これは『友達のままで』という意味らしい。
毎年のお返しにこれ選ばんでよかったわ……。
「俺が、買うんは……これと、これ、やな。」
「まーしぃキザやなぁ！！！」
「うるせ。」
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雨上がりのcrew(プロフ) - ところで、甘味没収のときのセンラさんは夢主ではなく他の人と結婚をしていたのでしょうか、、、？隠し持っていた結婚指輪と書いてあったので、、、 (2019年7月16日 0時) (
レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
雨上がりのcrew(プロフ) - すごい。。。この作品私得←これからも更新頑張ってください！！ (2019年7月16日 0時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
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