【呪術廻戦】Re:ゼロから始める呪術師生活(半強制)Ⅱ【夏油傑】 (ページ6)

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誰が選ぶか!! ページ6

"もう乱暴だなぁ、結構高いんだからね？"
『ざけんな、こんなクソみたいな選択肢誰が選ぶか!!‪💢』

"それはそうだけど"
『自覚あるんか』
"多少はスパイス必要じゃん？"
『つまりなんだ？オメェが楽しみたいから私の人生ハードモードにしたろってか？』
"……(￢▽￢)"

タブレット引っ掴んでまた地面に叩きつけようとしたけど、やめて握力最大で握りつぶす方向にシフトした。
ミシミシと音を立てるタブレットの画面にはひたすら謝罪の言葉が羅列される。

"本当にごめんなさい!自分でも思ったよ？選択肢クソだなって、でもペナルティって大体そうじゃん?!他の人たちもそんな感じのペナルティ背負ってんだからいいじゃん!!"

『他の人"たち"？』
"夏油傑の妹ポジの転生は君だけだけど、他の人の妹弟ポジでの転生者は他にもいるんだよ。まあまだ会わせられないけどね"

『……わかった、ペナルティは──』
"本当にそれでいいんだね？"

『……リセマラは早い方がいいだろ』
"リセマラ前提で動かれると良心が痛むんだけど"

『良心あったんだ……』
"つくづく失礼だな君は、仮にも神様なんだけど"

『どの道、何回か死ぬ必要はあるだろ』
"あ、ちなみに上層部からの処刑のペナルティは今回だけじゃないから気張ってね"

『……』
地面に叩きつけたよね。

その後もおよそ2万4千回のうち、上層部からの処刑エンドは5000回に抑えた。
その度にペナルティとして非術師となって兄さんに殺されたり、呪力量がアホほど多くなったり、呪霊アレルギーになったり、色々あった。

流石に2万回も回帰繰り返したら上層部からの処刑エンドのパターンは掴める。
"五条さんと婚約関係にあるか否か"

そして五条さんが封印された後"日本国内にいるか否か"だ。

五条さんには大変申し訳ないことだけど、私だって少しでも長く生きていたい。
次死んだとして、回帰出来るかどうかは毎回賭けだし、もし次死んだとしてその時に回帰出来ずに空港へたどり着いたとしても、南へ行けるのかすら分からない。

五「もし、その条件の出来事がどっちにも振りかからなかったらどうすんだよ」
『もしどちらも死亡もしくは呪術師としての活動、意思決定ができない状態にならず2年が経過したら結婚しましょう、その2年の間に浮気しても婚約破棄ということでどうでしょう』
五「……いいね、そうしようか」

こうして五条さんとの条件付きの婚約関係は成立した。