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あれから月日が経った。
彼女との仲は良好だったし、デビューに向けても努力してきた。
Aは差し入れを持ってきてくれたり、周りに宣伝活動をしてくれたりなど、僕達のために色々と頑張ってくれた。
でも、いつからだっただろうか。
自分自身も忙しく日々を過ごしていたため、あまり時間をつくることが出来なかったが、それでもAとの時間をつくろうとしてもAの方が時間をつくれない日が増えてきた。
以前に比べ会う回数が減ってしまったが、それでもお互いの想いが弱まることはなかった。
そのため、Aとの仲は心配していなかったのだが、Aの様子がおかしいと感じる機会が増えてきた。
『ねぇ、もしこのまま私が目覚めなくなっちゃったらどうする？』
「縁起でもないこと言わないでよ」
『ふふ、もしもの話だよ』
彼女はたとえ冗談であったとしても、自分の病気のことを悪く捉えることは言わなかった。言霊のように、実際に起こってしまわないよう気を付けていたんだろう。
「…ずっと傍にいるよ。眠りから醒めるまで、傍で見守り続ける」
『私から離れていかない？』
「当たり前でしょ。僕が愛しく想うのは君だけだよ。永遠に」
そう伝えると、Aは安心したようで笑顔になった。
そして、僕にとって一生忘れることのない日がやってきた。
後ろを振り向くと、メンバーの家族が指輪を持って並んでいた。もちろん僕の両親も。
皆幼くなったかのように泣きじゃくる。
「デビューおめでとう」
「2人ともありがとう…！！」
両親の暖かさに僕も我慢できず、涙が溢れる。
「…あれ、指輪は？」
「あなたに渡すのは、彼女の方が相応しいと思って」
そう言って2人の視線の先を辿ると、そこには指輪を持ったAがいた。
『っ、おめでとう、チャナ…！！』
僕よりも涙を流して、まるで自分のことのように喜んでくれていた。
「ありがとう、A」
カメラさんも配慮をしてくれ、上手くAが映らないようにしてくれていたため、Aの元へと駆け寄って抱き締める。
「Aが傍で支えてくれていたお陰で、頑張れたよ。ここまで僕と一緒に歩いてきてくれてありがとう…！！」
『私なんてそんな…』
「これからも、傍で支えてくれる？」
『当たり前でしょ』
「ありがとう、大好きだよ」
『私も』
まさか、これがAが長い眠りにつく前の最後の会話になるとは思わなかった。
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Re:(プロフ) - ただの専門学校生。さん» わぁぁ！！ありがとうございます…！！ おそらく無事に(?)作成できたと思います！！丁寧に教えてくださって感謝です；； 嬉しいお言葉もありがとうございますㅠㅠ (2022年4月15日 17時) (
レス) id: 320fdc4232 (このIDを非表示/違反報告)
ただの専門学校生。(プロフ) - アンケート作るの、特に難しいことはないので簡単に作れます！ (2022年4月15日 12時) (レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
ただの専門学校生。(プロフ) - はじめまして！更新楽しみにしておりました、今までのお話し全部好きです！アンケートは作品を作る画面に、アンケートメーカーっていうのがあるのでそれでできますよ！！あと3人も楽しみです〜！ (2022年4月15日 12時) (レス) @page28 id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: | 作成日時：2022年3月1日 19時
