・ ページ10
・
おまじないの言葉は謎だったけど、魔法使いというのは本当だったらしい。
かぼちゃは大きな馬車になり、ネズミは立派な馬になった。
HS「本当は虎にしたかったんだけど、見栄えを気にして馬にしといた！！馬には制者になってもらわないとね」
そう言って指さした先には馬から人の姿に変わっていく御者が。そして、人に変身し終わるとこちらに歩いてきた。
「こちらの姿でははじめましてですね。いつもお世話していただきありがとうございます」
そう言いながらお辞儀をする姿は紛れもなく…
ソクミンさんだった。
『え、こっち！？』
DK「え、どっち！？」
『あ、すみません、こちらの話です。まさかこんな所で会えるとは思いませんでした』
DK「？何の話ですか？？」
どうやら彼もナヨンさんと同じく元の世界とは違う人物らしい。こんなにもそっくりなのに…
SG&DN「｢チュウ！！」｣
HS「いけね、馬にしそびれたネズミがまだいたみたい」
『あれ？スングァナとチャニじゃない！！』
SG&DN「｢チュー！！｣｣
HS「何、お前ら人間にしてほしいの？」
ブンブンと首がもげそうなほど2匹は首を縦に振る。
HS「任せな、ホランへー！！！」
杖の先から出た光に包まれた2匹は2人となった。
「やっとお話できる！！僕いっぱい話したかったの！！！」
そう言って抱きしめてきた子は頬っぺがぷくぷくとした可愛らしい顔立ちをしていた。
『…もしかしてスングァナ？』
SG「そうだよ！！見て、おっきくなった！！」
まさかこんなにも可愛らしいなんて…
もちろんネズミの姿でも可愛かったが、人間になると更に可愛さが増している。
『ということはもう1人の方がチャナかな？』
DN「そうだよ、ヌナ〜！！」
と言いながらこちらも抱きしめてくれる。チャナも可愛さが増してるな…
『…ん？ヌナ？？』
DN「あのねあのね、人間はヒョンとかヌナって言うんでしょ？僕も使ってみたかったの！！
ね、ヒョン？」
SG「うん！！だめ？Aヌナ？？」
2人してうるうるお目目で上目遣いをする。そんな姿を見て誰が断れるでしょうか。
『もちろん！！いいよ！！！』
SG&DN「｢やったぁー！！｣｣
HS「じゃあ2人はAのお付きな。しっかり連れて行くんだぞ？」
SG&DN「｢任せて！！」｣
HS「よし。じゃあA、こっち来て」
『う、うん』
HS「いくぞ、ホランへー！！！」
そして私の周りを光が包み込んだ。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Re:(プロフ) - 千笑さん» 嬉しいお言葉ありがとうございますㅠㅠ私もプリンセスの中で一番シンデレラが好きなので、とても長くなっちゃいましたㅎㅎ (2021年9月22日 21時) (
レス) id: 7a7c61f04b (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - 主さんの世界観が素敵すぎて、脱帽です！個人的にもシンデレらが好きなので、とても楽しませていただきました。ウジの話も面白かったです!素敵なお話をありがとうございました。 (2021年9月22日 7時) (レス) @page50 id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - ありすさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです；； 毎日更新出来るように頑張っていくので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^ (2021年4月2日 22時) (レス) id: 1513ece9ab (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - コメント失礼します！おとぎ話と現実がいい感じに混ざってて私の好みドストライクです！！セブチのファンタジーとか需要でしかないのでこちらの作品に出会えて嬉しいです…更新楽しみにしています！ (2021年4月2日 21時) (レス) id: 876b37614f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Re: | 作成日時：2021年3月30日 17時
