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「A、都で働きたいという子が来てくれた。力があるため、お前のお守り役にしようと思う」
『お守り役？どんな人なの？？』
「今お前の前にいるだろう？」
目の前？前にはお父さましかいないけど…
「…こっちです」
ん？声が聞こえた。……下の方から？
「初めまして、お姫さま。イ・ジフンと申します」
そう言って頭を下げたのは、
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一寸ばかりの可愛らしい男の子だった。
『何この子、小さくて可愛い！！』
WZ「小さいって言うんじゃねぇ！！」
可愛いのは見た目だけで、少しお口が悪いようです。
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WZ「おはよう、A。朝だぞ」
『ん〜、おはよう…』
堅苦しいのが好きではないため、様付けと敬語はやめてもらった。
あれから大分月日が経ち、それなりに仲良くなれた、と思う。彼はどう思ってるのか分からないけど。
「失礼します、お食事の準備が出来ました」
手伝いの女が食事を運んでくる。彼女はまだこちらに来て日が浅いらしく、ジフンの姿を見ると「まぁっ！！」と声を上げた。
「あなたが噂のウジ様ですね。本当にお可愛らしい」
『ウジ？彼の名前はジフンよ』
「あら、姫さまはご存知ないですか？都で彼は噂の的ですわよ。一寸ばかりの大きさでも強く勇敢な方がいると。
そして、ウジの由来は…」
WZ「うわぁぁ！！それ以上は言わなくていい！！」
「あら…ふふ、分かりました。では失礼しますね」
そう言って理由を言う前に部屋を出て行ってしまった。かなり仲良くなったと思っていたけれど、“ウジ” なんて初めて聞いた。
『ねぇ、どうしてウジなの？名前と同じ部分はジしかないけど…』
WZ「絶対言わねぇ」
『ふん、教えてくれないなら勝手に使うもんね！！』
好きにしろ、とだけ言うと彼は目の前のご飯に夢中になってしまった。
ほんとによく食べるなぁ〜。こんな小さい身体のどこに入るのだか…
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Re:(プロフ) - 千笑さん» 嬉しいお言葉ありがとうございますㅠㅠ私もプリンセスの中で一番シンデレラが好きなので、とても長くなっちゃいましたㅎㅎ (2021年9月22日 21時) (
レス) id: 7a7c61f04b (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - 主さんの世界観が素敵すぎて、脱帽です！個人的にもシンデレらが好きなので、とても楽しませていただきました。ウジの話も面白かったです!素敵なお話をありがとうございました。 (2021年9月22日 7時) (レス) @page50 id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - ありすさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです；； 毎日更新出来るように頑張っていくので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^ (2021年4月2日 22時) (レス) id: 1513ece9ab (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - コメント失礼します！おとぎ話と現実がいい感じに混ざってて私の好みドストライクです！！セブチのファンタジーとか需要でしかないのでこちらの作品に出会えて嬉しいです…更新楽しみにしています！ (2021年4月2日 21時) (レス) id: 876b37614f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: | 作成日時：2021年3月30日 17時
