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海を眺めていたらあっという間に時間が過ぎてしまった
二｢A？もう平気？｣
そう優しく聞いてくれたニコ
そっか…私泣いてたんだって
海風が吹き抜けると涙の跡がひんやり冷たかった
『ごめんね…心配ばっかりかけて…
せっかくのニコ達のデートだったのにね』
二｢何言ってんの？デートって思ったかもしれないけど私はAと居たかっただけなの｣
｢えっ？どうして？｣
二｢最近会えてなかったからね
涼くんにそう伝えたら"俺も一緒に行く"って
だから、連れてきた｣
涼｢俺をおまけみたいに言うなよｗ｣
二｢だって、そうじゃない？ｗ｣
涼｢間違いではないけどさ…｣
二｢落ち込まないの！Aに会えたんだから笑顔にね！｣
涼｢言われなくても分かってるわ！｣
ニコと涼太くんの会話ほんとに見て聞いてるだけで幸せになれるのはどうしてだろｗ
二人とも大好きだからかな？
二｢ねぇ、A…言い難いことではあるんだけどさ…｣
『ん？』
二｢1人で悩まないでね？
前私に言ってくれたでしょ？"ニコは1人じゃないよ"って、その言葉にすごく救われたんだよ？だから、次は私がその言葉をAにかける番だなって思ってさ｣
涼｢そうだよ？俺達だって着いてるんだからさ
強がらなくてもええんやで？｣
二｢涼くん関西弁!!!｣
涼｢悪いかよｗ｣
いつも助けられてばっかりなのに
改めて言われるとこんなにも嬉しいんだね…
分かってたはずなのに…いつの間にか忘れてたんだ…
『ありがとう！二人とも凄く心強い!!!』
二｢Aの笑顔が見れるのであればなんだってするから！｣
涼｢うん！｣
『私は幸せ者だね！』
感極まってさっきとは違った涙が頬を濡らす
二｢また、泣く… 涙腺弱すぎだから…
泣かないでよ…こっちまで泣きたくなんじゃんか…｣
『嬉し涙…だよ』
二｢それなら…許すけど…｣
涼｢A？1人で泣かずに俺達の前で思いっきり泣いてええんやで？もっと素直になりや？｣
二｢涼くんの言う通りだよ？今の涙だって自然に出てきたんだよね？それだよ？｣
涼｢誰一人その素直な涙を嫌がる奴は居らんからもっと、俺達にぶつかってきてくれんか？
絶対受け止めてやるから｣
『…あり…がと…う』
そっと包んでくれるニコ
その上から優しく私達を包み込む涼太くん
涙が溢れてくる
我慢してた分なのかな…
今まで何回も溢れるくらい泣いたのに
枯れることを知らない涙…
このまま…ずっとこのまま…
永遠に幸せでいたい…って願いは儚い
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Lua(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます！そう言って頂けると凄く勇気貰えます！ありがとうございます！ (2018年9月5日 23時) (
レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 毎日楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2018年9月5日 0時) (レス) id: 018c01f67f (このIDを非表示/違反報告)
Lua(プロフ) - えりなさん» ありがとうございます！頑張って更新していきます！楽しみにしていてくれたら幸いです！ (2018年9月3日 9時) (レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 続きが気になる次の更新待ってます (2018年9月3日 7時) (レス) id: dd51dfad5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lua | 作成日時：2018年8月30日 20時
