The remaining time〜6〜

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―あぐりside―

今私は皆を楽屋で待っている

いつもならAが1番早いけれど
今は私がAの代わりになれないかもだけど
頑張らなきゃ

Aが帰ってきた時に"成長したね"って言ってもらえるように！[もう充分成長してるよby.A]

って…ひとつ疑問があるのです

それは皆Aをお見舞いに行っているのに何故私だけ呼ばれなかったのか…

いいもん！今日1人で行くから…
拗ねてるわけじゃないんだけどさ
私だってAに会いたいじゃん

よし！今日も頑張ろ！

皆が揃って

ヘアメイクを始める

いつもはメイクがAだけど
メイクもしてだからテンヤワンヤだけれど
頑張って済まさなきゃ

メンバーを椅子に座らせ

メイクを済ませ髪型をセットし

1人で全部済ますことが出来た

裕｢お疲れさん｣

あ｢ありがとう｣

裕太くんからのふとしたこの言葉が胸に染みる
のにそのうえ頭に手を置いてくるから顔が熱い…

裕｢熱でもあるんか？顔赤いで？｣

あ｢大丈夫だよ！全然元気！｣

裕｢そっか、それなら良かった｣

と言い残し皆の元へ戻る裕太くん

私どうしちゃったんだろ…

こんなにもドキドキしちゃうって…
もしかして…私…裕太…くんの事が…








―――好きなのかな…









もし、私が"好き"と伝えたら
裕太くん…どんな反応するかな…

引かれる？それとも嫌われる？





そうなるのを恐れてなかなか言い出せない…





あっ、そうだ！




いいこと思いついた！

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