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―あぐりside―
amuさんから説明を一通り聞いて
これが…現実なんだって…
どうしてなの… 私の想いは届かなかったの…？
届いたとしてもなんの力にもなれないかもしれないけど…
私は…
楽屋に居ずらくなって出ることにした…
あ｢ちょっと…外の空気吸ってきます…｣
そう言って静かに楽屋を出てきた
何処へ行くかも決めてないが出てきた
楽屋にいては苦しいくて心臓が握り潰されるような痛さがするから…
私は赴くままに歩いていると
自然と屋上へ来ていた
屋上のドアに手を掛け開けてみると…
憎いくらい清々しい青い空と白い雲が広がっていた
何で…Aが苦しんでるのに何で空はこんなにも…晴れ渡ってるのよ…
―裕太side―
あぐりがこの場に居づらくなったのか
"外の空気を吸ってくる"と言って出ていってしまった
確かに居ずらいわな…
しかも、1番一緒に居たのも多分あぐりやろうし
辛いわな… Aはほんとに優しいのか分からん 心配させたくないとか足を引っ張りたくないとか思ってるんやろうけど、なんか勘違いしてるんちゃうかな…
それが優しさと思ってるんやったらそれはちゃうよって事伝えなあかんな…
俺もちょっと空気吸いたいから抜けようかな…
裕｢ちょごめん…トイレ行ってくるわ｣
楽屋を出て
あぐりが心配になりあぐりが行きそうな心当たりのある所を探して見るが見つからない
裕｢屋上か？｣
試しに行ってみることに
おった
だけどどこか遠くを見てるみたいに
寂しい背中をしていた
なんか…胸が苦しかった
Aの事とは別の痛みかあった…
この時俺は気づいた
俺はあぐりのことが好きやってことに
でも、混乱させたらアカンてから
ゆっくりでもええやんな…
今はそっと近くに居るだけで十分や
そっとあぐりの隣へ行き肩を抱きしめ
あぐりの頭を自分の肩に乗っけた
裕｢1人で泣かんといてや…俺がおったるから｣
あぐりはビックリしたが
慣れたのか俺の背中に手を回し思い切り俺の胸中で泣いた
あぐりも我慢しててんな…
Aが居なくて不安やったやろ…
今日だって無駄に頑張って
疲れきっとるはずやのにこんな事て…
神様は意地悪やな
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Lua(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます！そう言って頂けると凄く勇気貰えます！ありがとうございます！ (2018年9月5日 23時) (
レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 毎日楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2018年9月5日 0時) (レス) id: 018c01f67f (このIDを非表示/違反報告)
Lua(プロフ) - えりなさん» ありがとうございます！頑張って更新していきます！楽しみにしていてくれたら幸いです！ (2018年9月3日 9時) (レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 続きが気になる次の更新待ってます (2018年9月3日 7時) (レス) id: dd51dfad5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lua | 作成日時：2018年8月30日 20時
