The remaining time～5～ (ページ43)

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私はすぐリビングへ向い

『ご飯！ご飯！』

母｢急がなくてもいいから｣

『だってお腹ペコペコなんだもん』

母｢お腹ペコペコってほんとに小さい子みたいな事行っちゃってじゃ、準備するから手伝ってね｣

『はい』

お母さんはロールキャベツをまた温め直し
私は箸やコップをテーブルへ並べ
ご飯などをよそった

母｢はい、ロールキャベツお待たせ！｣

『いい匂い、早く食べよ！食べよ！』

母｢はいはい｣

A・母『｢いただきます｣』

最初はやっぱりロールキャベツ！

『うぅーん！美味！』

母｢幸せそうに食べるのも変わってないのね｣

『ほんと美味しい！』

母｢Aの幸せそうに食べる顔みたらほんとに作りがいがある！｣

『なんか、嬉しい』

いつもは1人で静かに食事しているのに
お母さんと久しぶりに食べるだけでこんなにも食卓が鮮やかに変わるものなんだって

久しぶりのお母さんの手料理
お母さんの笑顔

最高すぎる！

美味しいからあっという間に食べ終わり

『片付けは私がするからお母さんはゆっくりしててよ！』

母｢いいわよ！やるからゆっくりAが休みなさい｣

『だって、ご飯とか色々家事やってもらっちゃったから…』

母｢じゃ、私が洗うから拭いてくれる？｣

『うん！』

洗い物をお母さんと隣同士でやるのも懐かしいなぁ

お母さんからお皿やコップを受け取り拭いていると

母｢懐かしいわね…こうやって洗い物するの｣

お母さんも同じこと考えてたんだ

『そうだね、私も同じこと考えてた！』

母｢そうなの？一緒ね！｣

"やっぱり親子だね"って笑顔でお皿を洗っている横顔が凄く見てて懐かしかった

母｢Aが小さい頃、踏み台を持ってきて
"私も手伝う"ってニコニコして言ってくれるのは嬉しかったけど…いざやってみるとAお皿何枚も割っちゃったこと思い出しちゃうから
今も正直ハラハラしてるのよ｣

『それは小さい頃の話だから！
今はもう、それなりに…大人だし？』

母｢なんで疑問形なのよｗ
もう、充分大人でしょ？Aは｣

お母さんからそんな言葉が聞けるなんて思ってなかったらちょっと擽ったかった

洗い物を終わらせ

母｢私まだお風呂済ませてないから入ってくるね｣

『うん！色々ありがとう
ゆっくり湯船に浸かってね！』

母｢はい、ゆっくり浸からせていただきます｣

お母さんがお風呂場へと向かい

1人リビングでテレビを見たり
スマホを弄ったりまったりしていた

その時1件のメッセージが届いた