The remaining time～5～ (ページ34)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:29,097 hit

・234 ページ34

今日は亜嵐くんの例のCM撮影当日

何故かウキウキしている自分が居た

8:30厳守って言っても私にとっては当たり前だったから苦ではなかった

身支度を済まし

家中確認し鍵を閉め事務所へ向かった

今日は先に亜嵐くんが着いていた

am.7:50

『亜嵐！おはよ！早いね』

亜｢遅刻したら怖いから早めに来た｣

『凄いね！』

亜｢まぁな｣

『今日と明日の撮影楽しみ？』

何聞いてんだろ私は…

亜｢もちろん楽しみだよ！｣

『だよね、私も楽しみなんだ！』

亜｢撮影だけじゃなくて他にも楽しみあるんだ｣

『えっ、何？』

亜｢二人っきりになれる｣

『///』

いきなり何を言うかと思えばこんな事をサラッと…///

亜｢顔真っ赤、Aわかりやすい｣

『そんなこと今言わなくても…』

亜｢だって、楽屋とかに居る時はメンバーに構ってばっかで全然来てくんねぇし、だからこういう時ぐらいは独占したいじゃん…///｣

そっぽ向き照れながら言ってくれるのが嬉しくて

『亜嵐？』

そう呼んで振り向かせてギュッと抱きしめた

『大好きだよ！亜嵐』

亜嵐くんは力強く抱き締め返してくれた

ほんとに幸せだなって…
亜嵐くんの腕の中で温もりを感じながら
亜嵐くんの匂いに包まれて…
このまま眠りにつける様な居心地の良さ…

亜｢…ろ、…い…きろ｣

なんか聞こえる

亜｢A…起きろ！｣

起きろ？私起きてないの？
寝てたのかな？

『ハッ！ん？』

亜｢おはよう！プリンセス｣

『おはようって…』

亜｢Aから抱きついてきて抱き締め返したら俺の腕の中で眠ってたんだよ｣

『えっ、ごめん…///』

亜｢寝顔可愛かったから許す｣

お前は赤ちゃんだなって亜嵐くんに言われて頭を撫でられた

そうこうしている間にロケバスが到着

バスに乗り込む

亜嵐くんは奥の席へ向かい
私は前の方に座ろうとしていた時

亜｢A！どこ座ってんだよ
Aは俺の隣｣

自分の隣をトントン叩いて
私は亜嵐くんにの隣へ

座ってシートベルトをはめ
膝の上に手を重ねて置いた瞬間

大きな手が私の手を包み込み握った

いつの間にか指が絡み合い恋人繋ぎされ
亜嵐くんの太ももの上に組まれていた

1時間ぐらい掛けて到着したのは
綺麗な海だった

『海だぁー!!!』

亜｢子供みたいなはしゃぎっぷりだな｣

『だって、こんな綺麗な海この目で見たの初めてなんだもん！』

亜｢こんな綺麗な海にAと来れて良かった｣

また、そんなことサラッと言う

『私も亜嵐と来れて幸せだよ？』