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私は今日から早速リハビリを始めた

壁の手すりを使いながら何とかリハビリテーションに着いた

先「Aさんですよね?寺藤先生から話は通ってますので、自分のペースていいですからね?おーい!柴村」

柴「はい!」

元気な女の人が笑顔でこちらまで駆け着けた

先「Aさんのリハビリを手助けしてくれる柴村さんです」

柴「柴村です!一緒に頑張りましょうね!」

『はい!よろしくお願いします!』

先「後は、柴村さんお願いしますね」

バインダーを渡して
他の人へと戻って言った

柴「はい」

柴村さんは渡されたバインダーに目を通し

柴「よし!足に力が上手く入らないんだね
歩けるようにすることなんだね…
はい!じゃまずはここで足の震えを抑えましょうか」

柴村さんが私の足を上下に動かして
震えを少しでも軽減してくれた

柴「それでは、次は自分のペースでいいので
1歩1歩踏み出してみましょうか」

『はい』

足の震えはさっきより収まっている

腕で必死に体を支えてはいるけど
足が浮いた感覚に陥る事30分

柴「腕とか痛くないですか?」

『腕は大丈夫です』

柴「そうですか
ではちょっと休憩しましょうか」

『もうちょっとさせてもらえますか?』

柴「それは構いませんが
あまり一気に追い込んでも体に負担がかかるだけですよ?」

『ほんとにもう少しだけ…』

足をゆっくりと前に突き出して前に進む

この動作を繰り返すうちに体が思い出してきた

『あっ、スムーズに動く』

柴「体が訛ってただけだったんですかね?
でも、凄いですよ?たったこれだけの短時間で動けるようになるのは」

『そうなんですか!』

柴「はい、まぁ個人差はありますけどね」

『そうですよね』

柴「これなら普通に歩けるようになりますよ!」

『ありがとうございます!』

あれから30分後

柴村さんのおかげで歩けるようになった

柴「おめでとうございます!
お疲れ様でした!
ここまで早いとは驚きました」

『柴村さんのおかげですよ!』

柴「私は何もしてませんよ」

そう話していると

父「A調子はどうかな?」

『調子はいいよ!
それにね、歩けるようになったんだよ!』

父「歩けるようになるの早いな!」


柴「体が訛ってただけかも知れませんね…」

父「そっか、でも、良かった
Aおめでとう!」

『うん!』

父「あっ、そうだあの人達に電話入れておくがいいかな?」

『はい!お願いします!』

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作者名:Lua | 作成日時:2018年8月6日 21時

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